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米ドル相場に25%のダウンサイド:ジェフリー・ガンドラック
2021年8月24日

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏は、長期的に米ドルがNo.1準備通貨の地位を失い、大きく下落することになると予想している。


私たちのロードマップは、米ドルが基軸通貨の地位を失う方向に明らかに向かっている。・・・
そのため米ドルは下落することになる。

ガンドラック氏がYahoo Financeで、数年来となる長期の米ドル安予想を繰り返した。
同氏は予想の理由を大きく2つ挙げている。

  • パンデミックで拍車がかかった刺激策により双子の赤字が悪化し、これが長期的にドル安をもたらす。
  • 中国が経済・軍事で米国に迫り、また米国とは異なり貯蓄の文化を有し、基軸通貨の座の競争で有利になっている。

ガンドラック氏は、危機感に乏しく刺激策を続けようとする米国の状況を半ば呆れているようだ。

「米国は(基軸通貨の地位を)十分に尊重していない。
当たり前のことと考えているようだ。」

危機感がないから、ロードマップを書き換えようともしない。
ガンドラック氏は、長期のドル相場予想を語る。

「ドルは数十年、何度も高値を切り下げてきた。・・・
このため、次に下値をつける時には、ドルは最近の過去での最安値である80前後を下回り、70の底値も割り込むだろう。
米ドルは軽く25%のダウンサイドがある。」

ドルインデックス(DXY)
ドルインデックス(DXY)

しかし、これはあくまで長期予想だ。
ある意味、ドルが弱くなるという話は常識的な話だから、重要なのはいつものように《いつ》そうなるかである。
こうしたドル安はいつから進行するのか。
ガンドラック氏自身がこれまで、短期ではドル高を予想している。

現在は逆のドル高トレンドにあるように見えるが、2021年末にかけて終わりに近づくかもしれない。

出典: Yahoo Finance 1Yahoo Finance 2


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