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第1四半期に大きな上げが:ポール・チューダー・ジョーンズ
2020年10月24日

ヘッジ・ファンド業界のベテラン ポール・チューダー・ジョーンズ氏が、来年2021年第1四半期に再び金融資産が上昇すると予想している。


今後6、8、12週のうちに、最初の刺激策が決定されるだろう。
1.7兆ドル程度の規模となり、来年第1四半期のどこかで実施されるだろう。
2月あたり、2-3月に総額7,000億ドル程度が最終的にアメリカ人の銀行口座に入金される。

チューダー・ジョーンズ氏がCNBCの求めに応じて、半ば外れるのを承知で、短期的な市場の変動をかなり精密な時間軸で予想した。
追加の財政刺激策が来年第1四半期に開始され、再びアメリカ人に現金が配られ、それが金融市場を押し上げるとの読みだ。

4-5月に同じことを見た。
ロビンフッド投資家、ロビンフッド投資家とばかげた行動が起こり、株が買われた。
だから、最初の刺激策により人々が現金を受け取るにつれ、来年の第1四半期のどこかで水準はどうあれ大きな上げが起こるだろう。

4-5月に起こったことはわかりやすかった。
ウィルスを恐れて活動できない中、人々は給付金等を受け取った。
もちろん低所得者層はそのお金を使って生活するしかないが、少しでも余裕のある人の場合、給付金等は余裕資金となった。
これが投資に向かったのは当然のことだった。

今回の給付金等はどう振る舞うだろう。
仮にウィルスに対する防御がまだ整わなければ、再び投資に向かうのだろう。
チューダー・ジョーンズ氏は、なんらかの金融資産に投資されると読んでいる。
ただし、行き先は株式かもしれないし、債券かもしれないという。

第1四半期までにウィルスに対する防御が大きく進展する可能性ももちろんある。
この場合、手許の余裕資金は支出され、これまで抑制されていた景気刺激効果が発揮されることになろう。
つまり、景気が刺激されることで市場にはプラスとなる。
さらに、支出されたお金は誰かが受け取るから、必ずしも余裕資金が消えてなくなるわけではない。
と、こうした楽観的ナラティブが米市場には存在する。

ただし、チューダー・ジョーンズ氏がここで述べたのは来年第1四半期のシナリオだ。
同氏によれば先行きは「とてもトリッキー」。
このシナリオの前と後まで考えないと間違えるという。

年末にかけて市場は売られる状況になると予想できる。
その後、典型的な年初の上昇となり、おそらく第1四半期いっぱい、確実に同四半期半ばまで上昇するだろう。


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