Bitcoin

 

神様も心配するビットコイン

「ビットコインのイエス・キリスト」と呼ばれる投資家Roger Ver氏がビットコインの将来について心配している。
投機熱は続くかもしれないとしたものの、肝心の通貨としては廃れてしまったとの思いだ。


ビットコインの将来を大いに心配している。

bitcoin.comのCEOを務めるバー氏はCNBCで、ビットコインへの心配を露わにした。


Man who bought bitcoin at $1 now sees this from CNBC.

バー氏は初期のビットコイン投資家だ。
同氏が2011年に25,000ドル相当投資したビットコインの価値は現在では425百万ドル。
実に17,000倍に化けたのだ。
アメリカ人だったバー氏は今は東京に居を構えている。
国籍はセントクリストファー・ネイビスに変更した。
同国はお金で国籍が買える上に、所得税・相続税がかからない典型的なタックス・ヘイブンだ。


金額規模としては大きいとは言えないが、うまく一山当てたわけだ。
そのバー氏が、儲けさせてもらっているビットコインの先行きを心配している。

「短期的にはまだ上がる可能性がある。
しかし、ビットコインはもはや仮想通貨ではなくなってしまった。
現時点ではただのババ抜きだ。」

バー氏は2011年にビットコインを購入した理由を振り返る。
それは、誰にも邪魔されることなくコストなく世界中の人に送金することができたからだという。
現在のビットコインは投機の対象となり、値上がりし、値動きも大きい。
スピードの問題、手数料負担の問題もクローズ・アップされてきた。
この状態は決済手段としての普及を阻害する。

「ババ抜きは長く続き、たくさんの人が大金をつぎ込み、何十年も続くかもしれない。
しかし、お金としては、開発者は現時点でビットコインを破壊してしまった。」

投機の対象としてのビットコインは先物上場などもあり大人気だ。
しかし、それは通貨としての需要ではない。
バー氏は現在、ビットコインから分岐して生まれたビットコインキャッシュを強く推している。

「2011年にビットコインを買い損ねたと思うなら、ビットコインキャッシュに目を向け、使ってみるといい。」

さて、神様に再び異教の女神は微笑むのだろうか。


 - 投資