投資

痛みはあと3か月:ジェレミー・シーゲル
2020年11月20日

ウォートンの魔術師ジェレミー・シーゲル教授が、足元のコロナウィルス感染状況を心配しながらも、あと3か月ほどで状況は改善に向かうはずと話している。


月曜日(9日)の朝6時半にパソコンに向かったら、ファイザーの(ワクチン開発の)ニュースが流れていた。
90%超の有効性だというのを見て『ワオ!』と叫んだ。
これは極めて大きなゲーム・チェンジャーだ。

シーゲル教授が13日のウォートン・ビジネス・ラジオで話していた。
さらにモデルナやイーライリリーからもワクチン、治療薬についての良いニュースが出てきていると指摘。
医療面での進展を理由に、教授は、足元の感染拡大が「最後の波になる」と述べている。
2021年は春・夏に完全に信頼感が戻るわけではないが、ウィルスの縮小とともに経済は着実に再開していくという。

しかし、足元の状況に安心しているわけではない。

みんな用心しなければならない。
今後4-6週、クリスマスは本当に用心しなければならない。・・・
祝日は初めて近親者だけと過ごすつもりで・・・それが賢明だと思う。
でも、今ほど用心しなければならない祝日はこれが最後だと思うよ。

ウィルスや治療薬の開発が進むにつれ、多くの人がブレークスルーが近いと感じ出した。
シーゲル教授は、すでに市場ががそれを先取りしていると話す。
バリュー株、「再始動株」が上昇を始めたこと、米10年債利回りが上昇したことなどがそれだ。

一方、足元の新型コロナウィルス感染状況は依然として深刻だ。
米疾病対策センターは、11月下旬の感謝祭について極力旅行や同居家族以外との会食を控えるよう呼び掛けている。
米国では同ウィルスによる死者数がすでに250千人を超えている。
感染状況と株式市場との間には大きな温度差が存在する。

株式市場は先行指標であり、感染が拡大しても株価が上昇しているのはそのためだ。
市場はトンネルの終わりを見ており、それは正しい。・・・
3け月ほどさらに痛みが走るだろうが、それを越えれば状況ははるかに改善するはずだ。


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