投資

次の米ドル安が米市場Exitのシグナル:ジェフリー・ガンドラック
2022年1月10日

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏のYahoo Financeインタビュー残り: 今年の株式投資戦略について語っている。


2022年の幅広い株式への配分における主要課題となる問題は、バリュー投資家となるか、モメンタム投資家となるかだ。
バリューはいくらかボラティリティがあり、グロースは概して弱いためだ。

ガンドラック氏がYahoo Financeで、今年の株式相場の要点を説明している。
端的にいえば、これまでの強気相場はすでに厚みに欠け、牽引役だったFAANG等の勢いに陰りがあるとの指摘だ。
同氏は以前から、米国株から欧州株、さらに新興国市場株へのローテーションの意向を明らかにしていたが、今年、新興国市場株への投資を想定していると話した。
ただし、1つ注意が必要だ。

中国は現時点で投資できる先とは考えていない。
ロングでもショートでも中国に投資したことはない。

ガンドラック氏は以前から中国を新興国市場とは見ていない
今回もローテーションの候補に入っていない3つ理由を挙げた:

  • 中国の統計を信じていない。
  • もう米中関係を信じていない。
  • 中国への投資は接収されるリスクがある。

哲学的投資家は投資という範疇では中国を入れないものの、歴史の推移という視点では中国の台頭を予想している。
中国の台頭が米社会保障制度の財政悪化と同期して進んできたと主張し、因果関係を疑っている。
その是非はともかく、中国が台頭すると見ているのだけは確かだ。

「最大の軍隊、最大の経済を持った時に起こるのは、準備通貨の一員になることだ。
それは中国にとって長年の目標だった。」

中国に対するこうした見方は、そのまま米国に対する見方の裏返しともいえそうだ。
ガンドラック氏は従前どおり、双子の赤字の拡大を材料に米ドルが「極めて割高」と見ている。
次の景気後退ではドル安が進むだろうという。

今こそ米国との比較で新興国市場に真剣に注目し始めるべき時だ。
昨年、新興国市場株式は下落した。・・・
米国は20%台の上昇だったし、住宅やコモディティもだ。・・・
次にドルが大きく下げる時が、株式投資家にとって米国から退出する(外国株の)買いシグナルになる。


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