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ブラックロック 株価上昇は正しい:ブラックロック

資産運用の世界最大手ブラックロックのリック・リーダー氏が、株式市場・債券市場の魅力度について、いつものように行間の大きな解説をしている。


経済はとにかく変化し、まだ機能できている。
まだ希望にすぎないが・・・経済の一部は良好に機能している。・・・
株式市場はそれに反応しており、それは正しいことだと思う。

リーダー氏がCNBCで、3月下旬からの株式市場の上昇は間違いではないと語った。

「現在の投資で面白いのは、脚本があることだ。
過去2-3か月、そのとおりになってきたのを見てきた。
だから、市場は起こったこと、鈍化したことにも安心している。」

リーダー氏は、市場関係者等が思い描いていた経済悪化シナリオ、そこからの回復シナリオが存在したと説明する。

3月下旬からの株価回復過程では、そうしたシナリオに対して大きなマイナスのサプライズは起こっていない。
そこそこ想定の範囲内で推移しており、結果、市場に大きな動揺が起こらなかった。
また、株式市場が回復したとしても、全体が同じように回復したわけではない。
経済の中で機能している部分が特に、市場でも良好なパフォーマンスを上げている。
これも、極めて妥当なことだろう。

リーダー氏は、株式市場に対して弱気にも強気にもなれない気分を説明する。

フリーキャッシュフローが株式市場のどこに集まっているかを先物金利との関係で見てみると、株式市場は高くない。
PERで見れば、株式はそれほど魅力的ではない。

正確に何を言いたいのかは理解しがたいが、おそらく、市場で人気を集めている銘柄・セクターには相応の理由があり、かつ、先行きの金利も低いと言いたいのだろう。
逆にいえば、市場には割高な部分も存在するのかもしれない。
その部分の経済が良好に機能しているとはいえないのに、全体に引っ張られて上がってしまったような場合だ。

弱気にも強気にもなれない中、リーダー氏は、好むと好まざるとに関わらず、投資家が株式市場に追い込まれていると解説する。

私たちは多くのフィクスト・インカム資産を運用しているが、難しいのは、FRBの介入により、フィクスト・インカム資産の多くは現在投資できなくなっている点だ。
私たちの顧客が望むのと同じように、ポートフォリオからリターンを生み出したければ、株式の比率を増やさざるを得ない。


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