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来年までには終わるだろう:ジム・ロジャーズ
2020年9月21日

ジム・ロジャーズ氏が、世界の一部で膨張するバブルを警告し、現在投資できる資産クラスを紹介している。


現在の状況は永遠には続かない。
米国株市場が、莫大な債務・問題を抱えながら、史上最高値を続けたことはない。
来年までには終わるだろうと推測している。

ロジャーズ氏がインドETのインタビューで、従前どおり債務の積み上がり等を理由として、市場の下落を予想した。
コロナ・ショックからの経済回復はまだしばらく続くとしたものの、ほどなく再び現実に引き戻されるという。

米選挙の前後に売られることが多いとして、その日が近づいていると警告した。
その大統領選については、バラマキで選挙民の歓心を買える現任者が有利なのが通例と指摘。
仮にそうなれば、増税がなくなり、市場は一旦歓迎するだろうという。

逆に現在買える投資対象を尋ねられると、こちらも従前どおりの対象を挙げている。

  • 金・銀:
    「歴史を通して、人々が通貨や政府への信頼をなくすと、必ず金・銀が上がってきた。
    またそういう時代になった。」
    金・銀ともにまだ上昇すると予想、買い増している。
    特に銀を多く買っているという。
    「金は最高値を更新し続け、銀は最高値から45%低い。
    この上昇が終わるまでに、銀も最高値をつけるだろう。
    銀は金より歴史的に見て割安だ。」
  • 中国:
    誰が大統領になっても米国は中国に厳しい姿勢をとる。
    中国は叩かれており、閉鎖的になっており、いつか逆転するなら、反騰が期待できる。
  • 日本株ETF:
    相変わらず、日本株への強気の根拠はひどく単純だ。
    「日銀は貨幣を増発し、債券、株式、ETFを買っている。
    私が日本株ETFを買いたいと思うのは、私より金持ちの日銀が
    そうしているからだ。」
  • 新興国市場:
    知見があるなら買い。
    そもそも売られていた。
    各国で増発されたマネーが新興国市場にも向かう。
  • 農業

ロジャーズ氏の投資スタンスを通して垣間見えるのは、極めて消極的な選択であるということだろう。
貴金属はインフレや経済混乱のヘッジの意味合いが大きそうだ。
その他は、多分に今すでに売られている点が効いていそうだ。
実際、ロジャーズ氏は現在の大局観を次のように話している。

今起こっているのは、世界の市場の一部でバブルが膨張しているということ。
米国株の中にはほぼ下げ知らずの銘柄があり、すでにバブルになっている。・・・
いつか、1-2年後、みんな互いに『なんで警告してくれなかったの?』と言い合うことになる。・・・
今、下げることはないと思われていた銘柄が、いつか下げ、たくさんの人が苦しむことになる。


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