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ウォール街 景気後退から身を守る3法:モトリーフール
2020年5月19日

米投資サイト モトリーフールが、景気後退に備えるポートフォリオ見直し方法を説明している。


モトリーフールのアドバイスの内容は当たり前というべきものだが、当たり前のことを怠っていないかチェックすることは悪いことではあるまい。

1. 景気後退に強い銘柄を買い景気敏感銘柄を減らす

景気後退に強いものとして生活必需品と公共が、景気敏感として銀行が挙がっている。
少なくともかつては銀行株はディフェンシブの側と見られていたはずだが、米市場の感覚に変化でもあったのだろうか。
もっとも、これからデフォルトが増えるという話なら、それはその通りだろう。
すでに銀行は貸倒引当金を積み増し始めている。

景気敏感銘柄をどう見るかは今後の景気がどうなると見るかによる。
良くなるならむしろ増やすべきだし、悪くなるならもちろん減らすべきだ。
「より深く長く続く停滞を予想したり、そうなったら乗り切ることができないと考えている人は、今は景気循環株を避けるべきだ。」

2. バランスシートが良い銘柄を買い、悪い銘柄を売る

これは今の流行り。
みんながまずこれをやっている。
良い銘柄としてGoogleの持株会社Alphabet、悪い銘柄としてチャプター・イレブンを申請したJ.C.Pennyが挙げられている。

3. アップサイドを取るため高成長株を入れる

正直なところ、このアドバイスで挙がった具体名にはあまりピンと来なかった。
客観的な趣旨は理解できるが、実際に具体的な銘柄に落とし込めるかは別の話だろう。
対象がグロースである分、このアドバイスを生かすには相当に高度な銘柄研究が必要になる。

モトリーフールはもう1つ当たり前だが忘れがちな観点への注意喚起をしている。

長い投資期間を想定する若い投資家があまりポートフォリオをいじるべきでないのに対し、引退後あるいは引退に近づいている年長の投資家はワースト・シナリオからの守りを固めたいだろう。・・・
まったく、ウォーレン・バフェットでさえ株を買うんじゃなくて売っている。

資産を取り崩す局面にまだない長期投資家にとっては、コロナ・ショックも踊場の1つにすぎないと考えるべきなのだ。


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