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日本は40年のうちになくなるかも:ジム・ロジャーズ
2020年12月6日

ジム・ロジャーズ氏が、日本株について強気スタンスを続ける一方、日本について暗い将来が待っていると話している。


これは予想ではないが、日本株が今回、史上最高値まで戻っても驚かない。
黒田総裁が貨幣増発・資産買入れ、刷って買ってしているうちは、すばらしい時間になる。

ロジャーズ氏がBarron’sで、引き続き日本株に強気であると話した。

ロジャーズ氏は数年前、日本株に弱気な見方を示し、日本株へのエクスポージャーを閉じている。
その後、日本に対して弱気な見方の著書を数冊出版し、これが新たなファンを生み、多くのアンチを生み出した。
出版がひと段落した今年初め、今度は日本株への投資を再検討すると報じられた。
実際、日本株ETFを通じて日本株に投資しているという。

日銀の黒田総裁は毎日出勤すると、無制限に貨幣を増発し株式・債券・ETFを買い入れると言っている。・・・
黒田総裁は私よりお金を持っているから、彼が日本株ETFを買うというなら、私もそうする。
日本市場は史上最高値から30%下にあり、米市場は史上最高値近くだから、日本株の方を買いたい。

日銀が買っているからという理由はやや浅はかすぎるようにも感じられるが、今回の日本株投資はうまくいくのだろうか。
日本人は骨身にしみて日本株の恐ろしさを知っている。
日銀が買うから上がるなどと安易には考えない。
あるいは、米国株市場などとの比較の結果が日本株だったというなら、その方がむしろ説得力があるかもしれない。

日本について、ロジャーズ氏は相変わらず弱気な見方を続けている。
膨張する債務、趨勢的な人口減少が日本に「暗い将来」をもたらすとの従来通りの見方を語っている。
ロジャーズ氏によれば、これがコロナ・ショックで加速しているという。

莫大な財政支出が行われている。
40年のうちに日本はなくなるかもしれない。
これは悲劇であり、私は日本を愛している。

ロジャーズ氏が指摘していることは至極もっともなことだ。
しかし、同時にみんながわかっていることでもある。
苦しんだ末に望ましいブレークスルーを見い出せない課題なのだ。
それをオウムのように繰り返すことで、同氏は「愛している」という言葉と裏腹に、どんどんアンチを増やしている。


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