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新興国市場とテクノロジー:マーク・モビアス
2020年11月11日

マーク・モビアス氏が、米政権移行後の政治・市場を展望し、新興国市場やテクノロジー・セクターが有望と主張した。


共和党が下院で議席を増やし、おそらく上院の多数も維持することを考えれば、バイデンが当初話していた富裕層への増税案を通すのが難しくなったのは疑問の余地がない。・・・
現在のシナリオにおいては、以前の私の考えはかなり和らいだものになった。

モビアス氏がCNBCで、バイデン大統領を想定した政治・市場の予想を修正した。
同氏は以前、バイデン勝利なら同候補の掲げる増税案が市場にマイナスに働くと予想していた。
大統領選挙はバイデン勝利となりそうだ。
しかし、議会選挙では共和党の予想外の健闘も伝えられている。
結果、バイデン氏が大統領となっても急進的な法案が通る可能性は少なくなった。

モビアス氏は、民主党の急進左派の顔を立てなければならない局面も起こりうると警戒を解いていない。
ただ、そのリスクの逼迫度は和らいでいる。
モビアス氏は、このリスクで市場が崩れる可能性は小さくなったと語っている。
ただし、それと米国株に投資すべきかは別の話であるようだ。

私は、米市場より新興国市場の方がアウトパフォームすると信じている。
特に、中国は現局面の政治で勝っているようなところがあり、中国市場は良いパフォーマンスを上げるだろう。
インドも力をつけつつある。

モビアス氏は、政権移行なら米中貿易が加速し、米企業が恩恵を受けると予想する。
また、プライバシーへのアクセス等の問題は残るものの、テクノロジー企業もある程度の恩恵を受けるだろうという。
いつも新興国市場に強気なモビアス氏は、テクノロジー・セクターに対しても強気なのだ。

テクノロジー・セクター規制の圧力はまだ存在するし、おそらく増していくだろうが、率直にいってセクターの成長が滞ったりはしない。
同セクターは信じられないような成長をしていくだろう。
規制は増えるだろうが、概して同セクターは米国だけでなく中国ほか世界の他の国々でどんどん成長していくだろう。


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