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グッゲンハイム スコット・マイナード 新たな勝ち組暗号資産が現れる:スコット・マイナード

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、ビットコインの調整の継続を予想し、暗号資産市場の長期展望を語っている。


この問題を警告してくれたのは、ビットコインが指数関数的な急騰をしたことだ。
指数関数的な市場は何でも自動的に持続不可能になる。
私が理解したのは、この大きな動きは事実上マニアやバブルであり、その場合、伝統的にバブルのトップから50-70%下がるということだ。

マイナード氏がCNBCで、4月下旬に公言していたビットコイン50%下落予想についてコメントした。
驚くことに、この暴落予想は(一時的とは言え)1か月足らずで的中した。
予想の理由はトレーダーらしく純粋にテクニカルによるものだ。
もっともビットコインにはファンダメンタルズはないから、そうならざるをえない。

この種の下落は崩落だ。
1987年の株式市場のクラッシュを思い出せば、底を確立し再び地固めするまでしばらくかかる。・・・
今は辛抱しないといけない。
もっと下がるだろう。

マイナード氏は、ビットコインの調整はまだ終わっていないと話す。
同氏は決してビットコインや暗号資産に対して弱気一辺倒というわけではないが、しばらく神経質な動きが続くと考えているようだ。

マイナード氏は今回の急落に際し、暗号資産の市場をチューリップ・バブルに喩えていた。
今回の出演では、その真意が語られている。
同氏の発言を解釈してみよう。

「チューリップ・バブルが起こった理由は、オランダの商社が勃興したためだった。」

(解釈)ITの力を借りて暗号資産のICOを行おうとする人々が現れた。

「オランダ人が突然中東から来たチューリップに触れた。
目新しいモノとなり、富の象徴となった。」

(解釈)人々が暗号資産に触れ、暗号資産長者が生まれた。

「そして彼らは赤いチューリップ、黄色いチューリップを得て、交配させ、黄色い縞の入った赤いチューリップのようなものが得られることを発見した。」

(解釈)フォークが実施され、また、ICOが盛んに行われた。

「結果、チューリップだらけになった。」

(解釈)暗号資産だらけになった。

「最終的に価格が上昇するに従い、温室を建て新たなチューリップの品種を作る人たちが現れた。」

(解釈)価格が上昇し、新たな暗号資産を作ったり、マイニングに設備投資する人が増えた。

マイナード氏は、暗号資産がすべて生き残るとはもちろん考えていない。
すでにほとんどが消滅したとおり、今後も淘汰が進むと予想する。
インターネット・バブルで買われた銘柄に生き残ったものがあるように、今後数年「脱落と価格クラッシュ」による淘汰が起こるという。

私はビットコインとイーサリアムは生き残ると考えているが、インターネット・バブルを思い出すと、AOLは完全な勝者であり、誰もAOLがリーダーであるのを疑わなかった。
Yahooが勝者と思われていた。
そして、Googleが来て、他のプレーヤーがやってきた。
だから、もしも現在直面する課題(マイニングのコスト、CO2排出など)を克服できる新たな暗号資産が現れれば、それが優越する形の暗号資産となり、支配的な暗号資産になるだろう。


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