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【短信】恐怖は市場を長い間覆う:バイロン・ウィーン
2020年2月27日

ブラックストーンのバイロン・ウィーン氏が、現在進行中の米国株市場の調整がまだ続くとの見通しを述べている。


これが恐怖の終わりだとは思わない。
恐怖は市場を長い間覆うものだ。

ウィーン氏が26日Bloombergで、調整の恐怖は終わっていないと話した。
26日の米市場が少し落ち着いたことについては「過去数日の急落の反動」だろうという。

ウィーン氏は健全な強気の持ち主。
先日も、今回の株価急落を「弱気相場」ではなく「ファンダメンタルズの進展にかかわる深刻な調整」と表現していた。
上昇トレンドは維持しつつも、いつでも起こりうる5-10%の調整が起こったものと説明していた。
ウィーン氏は、まだ市場が危機を脱したとは言えないと話す。

「私はもう少し調整が過酷になるはずと見ている。
それはコロナウィルスが本当に米国に影響するかによる。
大統領はそう深刻にはならないと楽観しているが、サプライチェーンは世界中で分断されている。
世界経済のドライバーの1つ、中国が急減速するのは確実だ。」

問題はウィルスが封じ込められるかだけではない。
ファンダメンタルズにどのような損害・変化をもたらすかにある。
現状それを見極めるのは不可能であり、これまでの下落がそれを適切に織り込んでいるとも思えない。

ウィーン氏は、調整が長引くとの見方の一方で「2020年のびっくり10大予想」で掲げた年内S&P 500の目標3,500を継続するとも話している。

「びっくり10大予想」ではFRBが年内2回(1%まで)利下げすると予想していた。
この予想ではコロナウィルスの問題は織り込んでいなかった。
ウィーン氏は、この問題が大きくなったことで、いっそう年2回の利下げ確率が高まったと話している。


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