引退のための貯蓄スピードアップ法:Fox

Fox Business(Motley Fool発)が老後の資金のための貯蓄法を5つ解説している。
日本人にも十分通用する話ばかりであり、紹介しよう。


推奨は5点:

  1. 昇給分を蓄えろ
    非常に単純な理屈だ。
    昇給分だけ余分に蓄えるなら、生活を落とさなくても済むためだ。
    できるなら(日本でいうならiDeCoやNISAのように)税制上の優遇があり、かつ、積立形式にできる投資対象が望ましいという。
  2. 雇い主の補助付きの制度は使い切れ
    原記事では米確定拠出年金401kが上がっている。
    日本の場合は制度が異なるので同じとはいかないが、勤め先の財形支援制度に何か良いものがないか見ておくといいだろう。
  3. 手数料の小さな投資先を選べ
    低金利の時代、取引やランニングでかかる諸手数料はリターンに大きく効いてくるから、無駄に高い手数料を払うことのないように気をつけるべきだ。
    原記事では、パッシブ・ファンドの方がアクティブ・ファンドより低コストと指摘しているが、もちろん低コストだから盲目的に選べばいいというものでもないだろう。
  4. 生活費から1つ費用を削れ
    生活費をまんべんなく減らせるなら理想だが、現実にはそう簡単ではない。
    むしろ、何か1つそこそこの大きさの費用を削る方がやりやすいという。
    なるほど、行動経済学的なアドバイスだ。
  5. 副業で稼げ
    勤め先で余禄が稼げないなら副業で稼げ。
    週に数時間を割いて稼げる副業がないか探してみろ。
    お金だけの話ではなく、そうすることに楽しさもあるはずという。

いずれも理にかなったアドバイスなのだが、アメリカ人の日本化を感じさせるようなところがある。
消費主導の経済でみんながこれをやっていたら、消費もインフレも拡大しないのではと心配になる。
とりわけ一番目のアドバイスは鮮烈だ。
これをやられたら、いくら賃金が上がっても景気に跳ね返ってこない。
もっともその分経常赤字が減ることをもって良しともできるのだろうが。


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