書評

 

年末年始の資産形成のための読書:2018年の【書評】から

今年も仕事納めの時期がやってきた。
年末年始はゆっくりしたいが、相場は荒れ模様で心配だ。


そこで、今年フィナンシャル・ポインターが紹介した書籍についておさらいしておこう。
長く休みがとれる人なら、どれか1冊ぐらい読めるはずだ。

景気サイクルと言えばレイ・ダリオ

米景気拡大が長期化する中で、景気後退入りが近づいているのではとの懸念も高まらざるをえない。
ダリオ氏は、この短期の景気サイクルだけでなく、長期のサイクルについても重要性を訴えてきた。

【書評】『Big Debt Crises』
レイ・ダリオ氏が奨める4冊

もう1人のサイクリスト、ハワード・マークス

もう1人、サイクルの重要性を説いて本を書いた人がマークス氏だ。
ディストレスト資産への投資を得意とする同氏がサイクルを声高にアピールし出したのには相応の考えがあるのだろう。

【書評】『市場サイクルを極める』
【書評】『投資で一番大切な20の教え』

予言者ジェフリー・ガンドラック氏はリバモアを推奨

ガンドラック氏は、投資家に推薦する書籍を尋ねられ、いつものとおりジェシー・リバモアの伝記を挙げている。
リバモアは「ウォール街のグレート・ベア」と呼ばれたショート・セラー。
本当に市場下落が近づいているなら、役に立つかもしれない。
とりわけ、ショートの恐ろしさを知ることは重要だろう。

【書評】『欲望と幻想の市場 伝説の投機王リバモア』
【書評】『世紀の相場師ジェシー・リバモア』

バリュー投資の巨匠の言葉

バリュー投資家からは、セス・クラーマン氏とチャーリー・マンガー氏を紹介したい。
クラーマン氏は2010年に推薦書籍のロング・リストを示している。
マンガー氏は今年、金言集が出版された。

セス・クラーマン推薦の32冊
【書評】『マンガーの投資術』

ドル円相場の過去を知る

外交、金融政策、為替、景気、バブルの結びつきを復習するなら、いい本がある。
理論的な記述はものたりないが、面白く読みやすい点で優れている。

【書評】『1985年の無条件降伏-プラザ合意とバブル』(岡本勉氏)

金融・財政政策を考える3冊

今のアベノミクスの路線が継続し、仮にそれが持続可能と信じるなら、投資家は何も考える必要はない。
何も考える材料がない。
しかし、将来、何か変化が起こるかもしれないと考えるなら、世界が金融政策正常化に動く中、同方向の論客の意見に耳を傾けるべきだろう。

【書評】『中央銀行: セントラルバンカーの経験した39年』(白川方明氏)
【書評】『異次元緩和の終焉』(野口悠紀雄氏)
【書評】『財政破綻後 危機のシナリオ分析』(小林慶一郎氏 編著)


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