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年末までに弱気相場が始まる:ジム・ロジャーズ
2021年6月16日

ジム・ロジャーズ氏が、市場は年内に下げ始め弱気相場に入ると、自信なさげに話している。


私の子供たちは、借金返済の大きなつけを背負わされることになる。
これは、何人かの官僚・老人を除けば、米国にとっても誰にとっても良いことじゃない。

ロジャーズ氏が The Income Generation Showで、各国の大規模な刺激策(同氏は「狂気」と呼んでいる)について課題を語った。
景気浮揚策にはコストがあり、世代間での不公平があるというのは、ロジャーズ氏の長年の主張だ。
老人であることがいい時代になったと皮肉っている。

私はマーケット・タイミングがひどく下手だが、年末までには価格が高くなりすぎて、下げが始まり、恐ろしい弱気相場が始まるのではと考えている。

今年中にバブルが崩壊するというのも従前からの見通しだ。
ただし、本人も言うようにロジャーズ氏の予想は軽く数年、場合によっては10年以上前後することもあるので、眉に唾をつけて聴いておこう。

「みんな(貨幣増発を)やっており、すべての通貨が価値を減らすだろう。
これが示す最も割安な資産とは・・・
債券はバブル、不動産や株式はバブルになりつつある。
最も割安な資産はコモディティだ。」

ロジャーズ氏は、その名を冠するコモディティ価格指数があるようにコモディティの専門家であり、逆張り投資家でもある。
銀、砂糖、原油などが史上最高値からはるかに低い水準にある点を強調した。
また、インフレ昂進時に通常コモディティ(米、綿花、ガソリン、銅など)が上昇するものと言い添えている。

ロジャーズ氏のコモディティに対するスタンスは微妙に変化してきた。
5月初めにはコモディティが割安と指摘したが、同月半ばには調整入りの可能性があるとコメントした。
実際そこで短期の調整が入り、今は持ち直しているように見える。
ロジャーズ氏の今回の強気発言も、調整を消化したと見ているのかもしれない。

ロジャーズ氏は各国がデファクトのMMTを実行していることについて、MMTを「More money today」と揶揄して話した。

いつか終わる。
少なくとも過去はいつもそうだった。
私がみんなに促しているのは、引退後を心配し、何が起こっているのか注視することだ。・・・
用心しろ、用心しろ。


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