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ブラックロック 市場下落へ備える最善の方法:ブラックロック
2020年9月8日

資産運用の世界最大手ブラックロックのラス・ケストリッチ氏が、米国株市場の解説・戦略と市場下落に備えるヘッジ手段について話している。


季節性も指摘できるし、株式分割も指摘できるが、単純な真実は、市場が大きく上昇していて8月に加速したということ。
みんな同じポジションを取り、多くがオプションの形で行われ、小口投資家がいくつかのモメンタム銘柄に集中し、それが脱線した。
短く答えるなら、市場は買われすぎの状態から後退しやすい状況にあったということだ。

ケストリッチ氏がCNBCで、3-4日の米国株市場の下落の原因を分析した。
それまでの上昇が急ピッチだった分、いつかは訪れる調整だったとの見方だ。

ケストリッチ氏は運用するファンドの投資先からApple、Amazon、Microsoft、Alphabet等を推奨している。
しかし、一方で、以前に比べるとこれらテクノロジー銘柄への配分を少し減らしたと明かしている。

「長期的には、これら多くの銘柄、テクノロジー、通信、ソフトウェアなどこれら銘柄が大きな収益性を有し持続的な利益を上げ市場に好まれると考えている。・・・
テクノロジーをオーバーウェイトし続けるのは間違いではないが、上昇の程度を考えると縮小するのが賢明だと思う。」

上げが大きかった分、下げが来るかもしれないし、あまり欲をかかないでおこうといったところだろうか。
テクノロジーへのポジションを縮小した分、半導体、運輸、防衛、欧州などに配分したという。

最近の米金融メディアでは下げへの備えが大流行している。
ケストリッチ氏も、市場下落への備えを尋ねられ、含蓄のある答を返している。

  • 米国債:「まだヘッジになりうる。」
    市場が大きく下落しても、米国債の下げには限界がある。
    一方、長期金利が70 bpと低下余地がほとんどない中、他の資産の下落を打ち消す上昇はあまり期待できない。
  • :「まだポートフォリオに入れるべきと考えている。」
    実質金利がマイナスでドルは弱含みと金には高環境。
    「しかし、過去4-5か月の金投資は実際にはリスク・オンのトレードになっていた。」

ヘッジとして機能する資産クラスがなかなか見つからない中、ケストリッチ氏の結論はこうだ。

これは少々退屈な答えだが、現実的に唯一残っている検討すべきことは、株式のボラティリティをいくらか減らして現金を少し増やしておくことだろう。
特にボラティリティが上昇するであろう選挙前後に向けては。


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