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学校が教えるのは貧乏な人生:ロバート・キヨサキ
2019年12月25日

実業家・投資家・ベストセラー作家のロバート・キヨサキ氏が、貧富の分かれ道、資産保全の方法を話している。


誰に学ぶか注意すべきだ。

キヨサキ氏がThe Income Generation Showで、それぞれの人の経済厚生の分かれ道について話している。
格差問題が深刻になるにつれ、労働と資本、いずれから所得を目指すのかが重要な岐路になるという。
キヨサキ氏は自身が資本家であると公言する。
だから、自分の所得は労働ではなく資本から来たものだと宣言する。
それが、格差問題で負け組にならない手段だと言わんばかりだ。

しかし、学校は労働者になれ、就職するために学校に行けと教えている。
あなたが税金について知っているなら、不幸にしてお金のために働いている人たちは最も高い税率で納税している。
資本からの所得のために働いている人たちは、最も低い税率で納税している。

人々の社会問題への対処法には2つある。
誤りを正そうとする人。
問題を所与のものと諦観し、自分は不利益を被らないようにする人。
キヨサキ氏は後者のタイプだ。
不合理な社会に怒りを感じているようだが、彼が奨めるのは世界を直すことでなく、損を小さくすることなのだ。

そうした姿勢は、キヨサキ氏の投資にも強く表れている。

私はお金、米ドルを貯めたりしない。
ドルは(今)とても強い。
しかし、(ベトナム戦争で)ベトナムに飛んだ1972年から、私は金・銀に投資を始めた。
今では莫大な金・銀を保有している。

1972年とは何の年だったか。
ニクソン・ショックの翌年だ。
1971年、ニクソン大統領は金本位制からの離脱を決定した。
それまでのドルは金を引き当てにして発行される、いわば資産だった。
ところが、不換通貨としてのドルは、国家の債務となった。
キヨサキ氏は以前「ドルが債務になったため借金をマネーとして使うことを好んでいる」と話している。
資産なら貯める意味があるが、債務なら貯めるより借りるべきという趣旨だ。
背景には、引き当てのないドルが趨勢的に減価するという予想があるのだろう。

キヨサキ氏は、将来の量的緩和、ゼロ金利政策の復活を見据えている。
「資産保全のため」として、歴史的に見て価格が低位にある銀への投資を奨めている。

私はいつも、ドルは相当に堕落しているから、他に貯蓄しろと言っている。
量的緩和、ゼロ金利政策。
どうしてドルを貯蓄するんだ。
私は、現在のすべてのことが破滅するまで、銀を貯めるつもりだ。


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