投資

大衆の流入は弱気相場のサイン:デニス・ガートマン
2020年6月30日

デニス・ガートマン氏が、株式市場で個人投資家の流入や熱狂に近い感覚が見られる点について、株式市場のピークの兆しと語っている。


靴磨きがトレードし、大衆がトレードし、大衆が特にオプション、先物ほか幅広く投機をする時、いつも市場がピークを打つことを示している。

ガートマン氏がFOX Businessで、多くのリテイル投資家が新たに株式市場に参加し始めたことに警戒感を示している。
これは、スポーツとポップカルチャーのブログサイトBarstool Sportsの創業者デイブ・ポートノイ氏についてコメントを求められたものだ。
同氏は最近、突如投資家として活動を始め、奢り高ぶった発言をしている。
ガートマン氏は大人らしく、ポートノイ氏を直接批判することなく、より重要な論点の話に発展させている。

コロナ・ショックが襲うまで、ポートノイ氏はたった1銘柄しか株式を買ったことがなかった。
事実上、初心者だった。
それが、コロナ・ショックでスポーツもエンターテインメントもストップしてしまうと、長い間ほったらかしにしてきた証券口座でデイトレードを始めたのだ。

ポートノイ氏は、自身の銘柄選びをストリーミング配信さえ行った。
スクラブルのピースをランダムに選び、ピースに書かれたアルファベットで出来るティッカーの株式を買ったのだ。
同氏のメッセージは明白だ。
株が上がると言いたいのだ。
歴史上収束しなかったパンデミックは存在しない。
だから、買えば成功すると言いたいのだ。
そこでやめればよかったが、多くの著名投資家を事実上軽んずる発言まで行っている。

「もちろんウォーレン・バフェットは偉大な人物だが、株に関してはしくじった。
今は自分がキャプテンだ。」

高々数か月の短い弱気相場の反転で勝っているからといって、ここまで自慢をするとは、なんとも恰好な道化が現れたものだ。
最近、バークシャー・ハザウェイの運用成績が振るわないことを捉え、バフェット氏の手腕を疑問視する人が増えたが、そういう人の中にバフェット氏と同様の業績を上げた人がいることはまずない。
投資家としての手腕は、市場サイクルを3つ4つ乗り越えて初めてわかるものだ。

ガートマン氏は、大量の個人や道化が市場に流れ込んでくるのはこれが最初ではないと話す。
2000年、1987年、1972-74年にも同じことが見られたとして、警戒している。

これは、はるかに強気でなく、はるかに弱気な、弱気相場のサインだ。


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