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日本銀行 大塚耕平参院議員:日銀総裁交代のシナリオ

次期総裁候補の具体名

さらに、大塚議員は候補となりうる具体名を挙げている:


伊藤隆敏 コロンビア大教授、植田和男 東大名誉教授、岩田一政 日本経済研究センター理事長。
日銀出身者から、山口広秀 元副総裁、中曽宏 副総裁、早川英男 元理事。

なじみの名前が並んでいるが、特徴的なのはリフレ・量的緩和・財政ファイナンスに積極的な人から懐疑的な人までさまざまであることだ。
これが、日本の将来の幅の狭さを物語っている。
日本はすでにQQEというルビコン川を渡っている。
リフレ派であろうと反リフレ派であろうと、マネタリー・ベース重視派であろうと懐疑派であろうと、財政ファイナンス肯定派であろうとなかろうと、この現実は変わらない。
たとえQQEを忌避すべきと考えていても、安易にブレーキを踏めるものでもない。

大塚議員の読みどおり政策変更とともに日銀総裁が交代するなら、その総裁の第一の仕事はシンガリだ。
アクセルを踏み続けながらブレーキも踏むようなさじ加減が要求されよう。
日銀の金融政策は容易には正常化しない。
つまり、金融緩和は(たとえ縮小しようとも)長く長く続く。
それが示唆する金融市場の未来は半ば見えている。


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