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再開トレード、バリュートレードのチャンス:ジェレミー・シーゲル

日米の市場が荒れる中、多くの投資家が慰めに聞きたいのはこの人の言葉ではないか。
《永遠のブル》ジェレミー・シーゲル教授は今もブルだ。


今回が、市場に影響を及ぼし3月にピークを迎えさせた熱狂からの交代交代での調整における最後の下げになるかもしれない。
私はこれが新たな弱気相場の始まりはおろか、S&P 500が10%下落するような調整とさえも考えていない。

シーゲル教授がCNBCで、いつも変わらぬ強気予想を述べている。
教授は、近時の米市場の変化を解説する。

「年初にみんながワクチン接種を受け始めた時、みんな(経済)再開と思った。
その材料で市場は上がった。
そこにデルタ変異種が襲った。」

米国ではワクチン接種の進展とともに、社会活動を再開する動きが広がった。
ワクチン接種は重症化リスクを引き下げるため、新規感染者の数字が高水準であるわりには重傷者・死者の数は増えない。
しかし、それでもやはり経済へのマイナスは否定できない。
ワクチン接種を受けたがらない人口の存在により、接種率も上がらなくなっている。
これが、経済の先行きへの懸念とともに、市場の重しになっている。

シーゲル教授はいつものように楽観的だ。
理由は明解。
教授は将来、特に明るい将来を見る傾向が強いためだ。

「今後2-3か月インフレのニュースが改善するとは思えず、テーパリングがなくなるとは思わない。
それでも、お金が溢れており、支援策が講じられている。・・・
もしもインフラ法案が通らなければ、再び財政支出を増やす法案が年末までに通り、その一押しはまだ株式に有利に働くだろう。」

将来の明るさ、現在の暗さがシーゲル教授にとっては投資のチャンスになる。
デルタ変異種で打撃を受けているセクターとして、エネルギー、金融、クルーズ船などを挙げ、再開トレード・バリュートレードのチャンスだと話している。

今回が最後の波になり、晩秋までに実質的に正常に戻るだろう。
これらが今後6か月間の良い買物になるはずだ。

一方で、シーゲル教授はFANGについて「もはや高リスクのグロースとは考えられておらず、保守的な銘柄群と見られ、みんなが殺到している」と解説している。


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