海外経済 投資

債券も株も持ちたくない:ポール・チューダー・ジョーンズ
2022年5月4日

ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、過去30年に金融環境が引き締まった事例と比べ、現在置かれた状況が大きく異なるとして、どう投資すべきか頭を抱えている。


他の仕事を探したいよ。
FRBはその歴史で最も困難な時期の1つを迎えている。
人生でこんな時期なかったろう?

チューダー・ジョーンズ氏がCNBCで、若いキャスターに語りかけた。
インフレと景気後退のリスクが共存する状況は1970年代以来と指摘した。

チューダー・ジョーンズ氏は、金融環境指数に注目する。
これが4月に大きく変動した(引き締まった)のだとし、1980年の算出開始以降でそれ以上の変動があった事例を列挙した:
1981-82年のボルカー・ショック、1987年のブラックマンデー後、2001年の911直後、2002年のドットコムバブル後の下落時に2回、2008年に3回、2020年3月のコロナ禍。
問題は、その後の金融政策だ。

「いずれの場合でも、平均24日のうちにFRBは利下げを行った。
いくつかの場合は2-3日内だった。」

ところが、今回は状況が大きく異なる。
8.5%という高いインフレが利下げを許さないどころか、利上げを要求している。
チューダー・ジョーンズ氏が現在を「海図なき領域」と表現するのはこのためだ。
記憶に新しい事例とは逆の金融政策が始まりつつある。
結果、投資はいつになく困難になる。

明らかに債券も株も持ちたくないはずだ。・・・
どちらの資産クラスにとっても良くない状況だ。
金融資産にとって最悪のマクロ環境だ。

チューダー・ジョーンズ氏は、FRBが積極的に金融引き締めを行えば、4%、3%へとインフレが低下するかもしれないと話す。
その一方で、それを超えて下がっていくとは確信していないようだ。

インフレが平均3%を超えると、13年で購買力は半分になる。・・・
あののどかな時代が懐かしい。
2%未満なら自分のお金の価値を心配する必要はなかった。


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