投資

個人投資家の成功の条件:ウォーレン・バフェット
2020年5月6日

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイの年次総会第5弾: 標準的な投資家が成功を収める方法についてアドバイスしている。


何が起こるかはわからない。
でも少なくとも米国の追い風が終わっていないことはわかるだろう。
長期間にわたって株式を保有すれば良好な結果が得られるだろう。

バフェット氏が年次総会で米国への自信を何度も繰り返した(Yahoo Finance)。
人生の残りも米国株投資を続け、後継者にもそうして欲しいと語っている。
この自信のポイントは2つ:
単なる米国でなく米国株であること。
単なる米国株でなく長期保有であることだ。

FRBは2%のインフレを目指しており、株式はそれをアウトパフォームできる。
米国債、タンス預金をアウトパフォームできる。

先進各国の中央銀行は金融緩和策の目玉として2%物価目標より金利を低く維持する金融抑圧を続けている。
税制によっては、金利にはさらに税金が課される。
こうした状況では国債・預金・現金によって購買力を維持するのは難しい。
株式であれば、その不利を長期保有によるリスク・プレミアムの獲得によって打ち消せるかもしれない。

バフェット氏は、株式の本来の使命・性格を説明し諭す。

株式は、それが投資である限りとてつもなく堅い投資対象だ。
株式はギャンブルの道具ではないし、信用等で買って安全なものでもない。

バフェット氏は、株式投資を農場を買うことに喩える。
農家に可能性を感じて農場を買ったなら、日々の農場の価格変動など知りたいと思わないはずだ。
それと同じことが株式にも言えるとして、バリュー投資の祖ベンジャミン・グレアムから教わった話を紹介した。

「グレアムが1949年に教えてくれたのは、株式とは企業の一部であって、チャート上を動き回る小さなものではないということだ。」

バフェット氏は、標準的な投資家の株式投資への向き合い方を説く。

私はほとんどの人が個別銘柄を選択できるとは考えていない。
少数はいるだろうが、概して米国の代表的側面を買って、忘れてしまっておく方がはるかに良い。・・・
ほとんどの人にとって最善の方法はS&P 500インデックス・ファンドを保有することだと思う。

持論どおり、バフェット氏は一般投資家にインデックス投資を奨める。
同氏は、インデックス運用の基礎を築いた故ジャック・ボーグル氏を「ヒーロー」と呼んだこともある。
低コストで効率のよい投資の機会を万人に与えたことを称えたものだ。
バークシャーはアクティブ運用の旗手だ。
標準的な投資家がアクティブ運用を行うことについては、チャーリー・マンガー副会長が以前、若者がヘロインを始めるようなものと警告している。


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