投資

ハワード・マークス 個人投資家が目指すべきこと:ハワード・マークス
2021年4月17日

オークツリー・キャピタルのハワード・マークス氏が、今個人投資家が目指すべき投資について解説している。


誰もテスラの将来を知らず、推測するだけだ。
勘を働かせるが、誰も何も知らない。
個人投資家は扱ってはいけない。
初心者だったり、熟練した投資家でなかったりするなら、ロングだろうがショートだろうがテスラ株を売買すれば、それはカジノに行って赤にお金を賭けるのと同じことだ。

マークス氏がThe Korea Economic Dailyのインタビューで、一般の投資家はテスラ株を売買すべきでないと奨めた。
株式市場の割高感の象徴としてテスラ株が引かれたことに対する反応で、同氏は、テスラ株は市場全体の象徴とはならないと指摘している。
マークス氏は、市場が経済より先を走っている点こそ認めたものの、市場が高リスクなほど割高かどうかは判断がつかないという。
ただ言えるのは、テスラ株の売買は知的な投資とはなりえず、ギャンブルにすぎないということだ。

さかんに株高を強調するインタビュワーが、ショート・ポジションも持つべきかと尋ねると、マークス氏はきつめに釘を刺した。
聴衆の多くが一般投資家であるのを意識したのかもしれない。

アメリカにはいくつか空売りファンドもあるが、成績は良くない。・・・
素人はやるべきでない。
私はこの商売を51年やっているが、株式をショートしたことはない。・・・
ショートは投資の主流ではない。

マークス氏はいくつか理由を挙げている:

  • 技術的な複雑さ: 借株、金利、スクイーズ。
  • 損失の限度: (証拠金ある限り)無制限。

マークス氏は、一般投資家が目指すべきなのは、長期投資が可能にする「複利の魔法」であると説いた。

投資の秘訣とは、株価がばかげていないかぎり、良い企業に投資し、長期保有することだ。
銘柄を探し出すことができて、毎年企業収益が7%上昇するなら、株価は多分年7%上昇し、あなたのお金は10年毎に倍になる。
それを20歳の時に100ドルで始めて80歳まで生きると、30、40、50、60、70、80歳と6回も倍になる。
100から200、400、800、1,600、3,200、6,400ドルになる。
1ドルが64ドルになる。
これをやるべきなんだ。


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