投資

今は株を買うべき時ではない:デニス・ガートマン
2020年2月16日

デニス・ガートマン氏が、新型コロナウィルスや米市場の厚みについてコメントし、株式へのエクスポージャーを増やすべきでないと推奨している。


今が株を買うべき時だとは思わない。
私は自分のお金だけを運用している。
だから、私の行動・発言はすべて自分のためのものだ。

ガートマン氏が13日FOX Businessで、株式へのエクスポージャーを増やすべきでないと主張した。
同氏はこれまで「わずかにネットでロング」のポジションをとってきたと明かす。
しかし、コロナウィルスについて新たな事実が判明し、ガートマン氏は慎重になったようだ。

中国 湖北省は13日の発表分からコロナウィルスの感染確認基準を変更した。
基準を拡大したため、同ウィルスによる死者・感染者の数が大きく増えた。
これにより同ウィルスについての市場の楽観は押し戻され、一部不信感も強まったことから、市場心理は一気に悪化した。

ガートマン氏は、ダウ平均先物の下げ、金価格上昇が、市場心理の潮目の変化を暗示していると指摘する。

中国は明らかにコロナウィルスについて私たちを長い間ミスリードしてきた。
おそらくみんなが予想していたのよりはるかに悪いのだろう。

ガートマン氏によれば、株価指数こそ最高値を追い続けているが、決して市場は活況とはいえないという。
過去数週間、上昇はごく一部の銘柄に限られ、牽引する銘柄の数が減る傾向が続いていたからだ。
同氏はこれも警戒すべき点だとして、買いの手を緩め、ポジションを軽くするのを検討すべきと奨めている。

ガートマン氏は、市場心理を計る指標としてCNN恐怖・貪欲指数を挙げた。
この指数は市場心理をゼロから100のメーターで表現し、極度の恐怖をゼロ、極度の貪欲を100とするものだ。
この指数が市場心理の変化を如実に表しているのだという。

CNN恐怖・貪欲指数が最高値をつけずに、市場が最高値をつけた。
そして同指数は高値から遠くなっていった。
ここにきて内部が崩れ始めているのだろう。


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