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人生最悪の危機はすでに始まっている:ジム・ロジャーズ
2019年5月8日

ジム・ロジャーズ氏がインド株への無関心の理由を話している。
また、従前どおり人生最悪の危機到来を予想している。


「私はモディ首相が選出される前にインドに投資していた。
インド株を持っていたが、数週間で首相があまり実行しないのを見て、インド株を売り払った
それ以来インドにはポジションを持っていない。」

ロジャーズ氏が印ETで、相変わらず投資先としてインドに関心を持っていないと話した。
同氏はモディ首相就任の際、大きな期待を寄せていたが、その後期待はずれになると考えを変え、インド株を売却した経緯がある。
モディ首相はいくつか良い政策を行ったとしつつ、いずれも小粒であり全体の政策に「劇的な変化は見られない」と厳しい。
ただし、5月の総選挙についてはモディ首相側の勝利の方が市場に好感されるだろうと話した。

ロジャーズ氏がインドに対して一貫して求めてきたのは市場開放だ。

「私はインドが市場を開放するのを期待している。
特に農業、農業投資、通貨についてだ。
そうなれば、インドがもっと好きになるだろう。」

ロジャーズ氏は「今は1990年ではなく2019年」と指摘、インドが市場開放において中国に大きく後れをとっていると匂わせた。

ロジャーズ氏は相変わらず人生最悪の危機が到来すると予想している。
景気・市場の拡大が長く続いていることを指摘し、景気後退・弱気相場もそう遠くないと匂わせた。

2008年には私たちは過大債務の問題を抱えた。
2008年以降、債務はいたるところで急拡大している。
だから、次の弱気相場では恐ろしいことになる。

ロジャーズ氏はサブプライム/リーマン危機がどう始まったかを回想している。
100年に一度と言われた危機は誰も見ていないところから始まったという。

「2007年アイスランドが破綻したが、誰も気づきも気にかけもしなかった。
その後アイルランドが破綻した。
数週間後ベア・スターンズが破綻し、数週間後英ノーザン・ロックが破綻した。
そしてついにリーマン・ブラザーズが破綻した。
その時になってやっとみんな問題に気づいたんだ。」

ロジャーズ氏はそうした兆候がすでに足元でも始まっているという。
ラトビアの銀行、アルゼンチン、ベネズエラ、トルコ、インドの銀行、インドネシアなど、世界のビッグ・ニュースではないのでみんな強く気にかけないが、問題の連続がすでに見え始めているという。

これらの市場は小さい。
大きな市場で問題が発生するまでみんな気づかないものなんだ。


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