人生で初めて欧州株を買った:マーク・ファーバー

スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、人生初となる欧州株投資を明かした。
背景には、世界的に金融環境がさらに緩和的になる可能性があるようだ。


人生で始めて自分のポートフォリオに欧州株を入れた。
もう2-3年保有している。

ファーバー氏が印Business Standardで、欧州株への投資を明かした。
欧州は現在、多くの投資家が敬遠している地域だ。
そこに投資するのは、ファーバー氏の逆張り投資家らしい考えがあるためだ。

「私は常に分散ポートフォリオを好み、どの市場が割安かに注目している。
米市場はそれ以外の世界と比べて割高だ。
顕著なのは、欧州関連のニュースがとてもネガティブであることだ。」

ファーバー氏は2つの観点から割安な欧州株を見定めている。


  • 債券との比較
    欧州もまた日本と同じ超低金利の世界だ。
    債券との比較において株式が有利となる可能性は十分にある。
    「ある会社がそこそこ成長し、5%の配当だとしたら、そうした会社の株式は債券より魅力的だろう。
    しかし、保険会社や年金の中にはマイナス金利の債券を買うところがある。」
  • セクターごとの比較
    配当利回りのよいセクターに注目。

    • 大手石油会社: Total、Royal Dutch Shell、British Petroleum、伊ENI。配当利回り約5%。
    • 保険会社: 配当利回り4-5%。

ファーバー氏はシンガポールのREITも保有しているといい、利回りは約6%だと明かした。

ファーバー氏は住宅販売、消費、自動車販売などの指標を挙げ、米経済成長が鈍化していると指摘した。
米経済には景気後退入りの可能性があるとしながらも、選挙を控えた大統領が何が何でも景気を支えにかかるだろうという。
ファーバー氏は今後の米金融政策をこう予想する。

FRBの次の手は利下げになるだろう。
・・・
大統領は比較的よい経済を必要とする。
だから、FRBは先々量的緩和を再開するかもしれない。


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