書評

レイ・ダリオが奨める7冊。巣ごもりにぴったりかも
2020年12月17日

ブリッジウォーター・アソシエイツのレイ・ダリオ氏が10月に何冊か図書を推薦していたので、年末年始や巣ごもりの前に紹介しておこう。


ポール・ケネディ『大国の興亡』 (アマゾン)
この本は2018年ダリオ氏が歴史のケース・スタディを始めたと明かした頃にも推薦していた。
1987年の本だが、根強い支持を集める。
内容はタイトル通り。
当時も米国の凋落が心配されていたようだ。
ダリオ氏:「すばらしい本。」

以下3冊も2018年に推奨したことがある。

ウィル・デュラント他『歴史の大局を見渡す』(アマゾン)
超大作『The Story of Civilization』を上梓した著者らが、今度はその5000年の歴史から教訓を抽出して13のエッセイにまとめたもの。

リチャード ドーキンス『遺伝子の川』(アマゾン)
イギリスの生物学者が著した自然淘汰とダーウィン主義の本。
ダリオ氏:「進化はとても興味深い。人類であり、それを越えたすべての種のことだ。」

ジョーゼフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』(アマゾン)
古今東西の神話・民話の英雄譚から物語のパターンを明らかにしていく。
ダリオ氏:「これは箱舟、人生の箱舟であり、とても実践的で、とても興味深い。」
え? 実践的??

リード・ヘイスティングス他『NO RULES(ノー・ルールズ) 世界』(アマゾン)
ネットフリックスCEOが自社急成長の秘密を明かしている。
ダリオ氏:「私たち(ヘイスティングス氏とダリオ氏)は企業文化の大切さを信じている。」

H.R.マクマスター『Battlegrounds: The Fight to Defend the Free World』(アマゾン)
元大統領補佐官の最新刊。

リチャード・ハース『The World: A Brief Introduction』(アマゾン)
外交問題評議会会長の最新刊。

全般的な傾向として、神話、進化、歴史と、何かパターンを求めたがっているようにも感じられるセレクションだ。
英雄譚を「実践的」というところに少々危うさを感じる人もいるのではないか。


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