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メルト・アップは1月末まで:ゴールドマン

ゴールドマン・ サックスのザック・パンドル氏が、米国株市場の見通しとアジアでの投資機会について話している。


「私たちはそれほど金融政策や流動性を重視していない。
12月と2020年について、より成長を重視している。」

パンドル氏がBloombergで、今年の経済見通しを述べている。
2019年は金融政策が市場を大きく動かした年だったが、2020年は経済成長が大きな要因になるという。
その上で、昨年のような一本調子の大幅上昇を期待すべきでないと話している。

年終盤の株式市場の上昇は、貿易のニュースの改善と並んで成長期待の上昇を反映している。
これが繰り返すのは難しいと考えている。
経済に対しては前向きな見方をしているし、S&P 500は年末までに3,400まで上昇すると予想している。
しかし、12月のペースは1月末までだろう。

パンドル氏は、経済も市場も一本調子の上昇ではなく「波の多い」年になると釘を刺す。

バイロン・ウィーン氏が「2020年の10のサプライズ」でFRBの利下げとS&P 500の3,500を予想したことを向けられると、現状のマクロ経済状況で利下げは考えにくいと答えている。

「仮にFRBがかなり良い経済状況で利下げするなら、株式市場は3,500を超えて上昇するかもしれない。
しかし、FRBからのメッセージはもっと慎重なものだ。
インフレをもう少し高く、経済成長を継続させたいが、大きなオーバー・シュートを生んだり株式市場を大いに活気づけたくはないだろう。」

パンドル氏は、市場・経済への見方を次のように総括した:

  • 見通しは良好だが、素晴らしいというほどではない。
  • 米経済・世界経済に自信を持っている。
  • 「例外的に強い経済成長・例外的に有効な政策なしには、いわゆる『サンタ・ラリー』のように、メルト・アップが年内一直線に続くとは考えるべきでない。」
  • 12月の上昇の後の地固めの期間。

パンドル氏は、新興国市場ではアジアにチャンスがあるという。
中でもインドネシアとインドを選好しているといい、利回りの高さ・国内志向であることを理由に挙げた。

これら通貨はスポット・レートが大きく上昇するとは思わないが・・・特に人民元・台湾ドルなど低金利通貨と組み合わせれば、良いキャリーが獲れる。


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