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ミレニアル世代へのメッセージ:レイ・ダリオ
2020年11月4日

ブリッジウォーター・アソシエイツのレイ・ダリオ氏が、プリンシプルズのエッセンスを繰り返している。
繰り返しでありながらもハッとさせられるところがあり紹介しよう。


「サイクルの全体像がどのようなものかよく知っておかなければいけない。・・・
子どもをよく教育しなさい。
高い規律と礼儀が必要で、それを教えること。
歴史に学んだり他の人の話を聞くなど、開かれた心を育てなさい。
強く育てなさい。」

ダリオ氏がYahoo Financeで、ミレニアル世代へのメッセージを求められて答えた。

同氏が以前からフィランソロピー、とりわけ若年者の教育の問題に貢献していることは有名だ。
ミレニアル世代へのアドバイスが、その子どもたちの世代への教育となったのも当然なのだろう。
教育とは格差問題への1つの解決法を構成するものであると同時に、個人レベルでは実際に役立つものだ。

サイクルがあるために、未来は過去とは異なるものになる。
最もおかしいのは、みんな未来が現在または最近経験したことの修正版だと考える傾向があることだ。
多くの場合、未来は過去に似ているより反対であることが多い。
実際どの10年をとっても、1920年代と30年代は正反対だった。
1930年代と40年代も正反対だった。

ダリオ氏は以前から、この10年ごとの変化について(少し大げさだが)パラダイム・シフトと呼び、注意を喚起してきた。
人々は往々にして直近のパラダイムに慣れてしまい、それが次の10年も続くと考えてしまうものだという。
しかし、現実には10年に1度ぐらいパラダイム・シフトが起こり、予想しなかった時代がやってくる。
しかも、微修正ではなく反対の性質をもった反転が多いという。
例えば、それはデフレ的からインフレ的というような変化かもしれない。

こうした変化の可能性を頭から除外しないために「開かれた心」が必要だとダリオ氏は語る。

「最大の課題は急進的に開かれた心を持つこと。・・・
歴史とそのパターンに立ち返り理解すること。
判断を下すために、周囲の最も賢明な人たちから情報を得て総合すること。」

これが、いつの時代でも重要なことだという。
さらに、現在の文脈では

「変化を理解し、世界的な視点を持ち、国々を比較し、大局的にモノを見ることだ。」

さらに、投資については

「まず、現金が安全な投資でなくとても高リスクな投資であることを理解すること。
そして、どうやって分散すべきかを知ることだ。
ここで分散というのは、世界中、国・市場・通貨で分散することだ。」


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