マーク・ファーバーが奨める投資本3冊

スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、珍しく一般投資家向けに本を推薦している。
ファーバー氏のまじめな一面が現れたセレクションだ。


本(の紹介)についていえば、グレアムとドッドによる企業分析の本など。
あるいは、より一般的な経済や中央銀行などについての本だ。

ファーバー氏がPalisade Radioで、リスナーへの図書の推薦を頼まれて話した。
ベンジャミン・グレアムらの有名な著書『証券分析』(amazon)である。
バイブルとも称されるこの本はミクロに銘柄分析を行う方法を教えている。
銘柄の優劣とそれに応じた適正価格が最終的な関心事だ。

「ハワード・マークスがいう通りのことだ。
彼はいつも言っている。
『何を買うかが本当の問題ではない。
問題なのは、それを高く買うか、安く買うかだ。』」

そこで、ファーバー氏は、投資の初心者に対して
・テクニカル分析
・経済・株式市場サイクル
・投機のサイクル
についての読書を奨める。

「みんなにとって読みやすい最良の本が、キンドルバーガー著『熱狂、恐慌、崩壊 – 金融危機の歴史』(amazon)だ。
これは傑出した本で、中央銀行のえせ学者が書いたような、普通の人が誰も理解できないような本ではない。」

最後に自身の2002年の著書『トゥモローズゴールド』(amazon)を控えめに紹介している。

ファーバー氏は、これらの書籍紹介に込めた思いを語っている。

あなたが何かを買おうとする時、いろいろな商品を見て、いろいろな業者で値段を見ることが大切だ。
投資の世界では、いろいろな声、いろいろな意見に耳を傾けなければいけない。
そうすれば、時間とともに十分な情報に基づいた意見を自分で組み立てられるようになるだろう。
多分ね。


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