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マイナス金利・リブラにダメ出し:ジェイミー・ダイモン
2019年10月21日

JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOがマイナス金利やFacebookのステーブル・コイン リブラについてコメントした。


米国にマイナス金利がやってこないことを神に祈っている。

ダイモン氏のパネルディスカッションでの発言をBloombergが伝えている。
マイナス金利が「預金者・低所得者・投資・資本市場」に大きな悪影響を及ぼすと心配を述べた。
ダイモン氏はマイナス利回りの債務に投資することの意義に疑問を投げかけ、不測の事態が起こりかねないリスクを指摘する。

「金融の法則がマイナス金利でもプラス金利の時と同じかどうか明らかではない。」

マイナス金利が単にゼロの線を踏み越える金利低下・利下げであるとする見方に反対した。

ダイモン氏は、世界がマイナス金利から脱出するのが1つの課題であると述べる。
そのためにはなぜ金利がここまで低下したのか、その原因を知る必要があるという。

「趨勢的停滞、世界経済の成長、たくさん理由が言われている。
理由は貯蓄や趨勢的停滞ではないだろう。
原因は良くない政策・規則や規制の変更、良くないインフラ、労働者のスキルなどだ。
世界経済の成長を損ねているものと金融・財政政策は関係ない。
だから、私たちはもっと視野を広げて分析すべきなんだ。」

本来の問題が構造的な問題なのに、それに金融・財政政策で対応したことに1つの問題があるとの指摘だ。

Facebookが計画するステーブル・コイン リブラについてコメントを求められると、ダイモン氏は多くを語りたがらなかった。

あれは素敵だけれど決して実現しないアイデアだ。
他に言うことはない。

JPモルガンの発行するJPモルガン・コインについて水を向けられると、同コインが米ドルの裏付けを持ち「本当に安定している」と述べた。

ダイモン氏は2017年、ビットコインを「詐欺」と発言し、物議を醸したことがあった。
やや強すぎる発言に批判が起こり、その後長い間暗号資産村から手段を問わぬ中傷を受け続けた。
二度とごめんと思っているのだろう。


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