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【短信】マイケル・ハッセンスタブ、1日で1,900億円を失う

フランクリン・テンプルトンのスター債券運用者マイケル・ハッセンスタブ氏の運用ファンドがアルゼンチンの債券・通貨急落で大きな傷を負った。
FTによると、1日にして18億ドル(約1,900億円)近いロスが出たのだという。


アルゼンチンでは、11日の大統領予備選で現職 マクリ大統領が左派候補 フェルナンデス元首相に大敗した。
これを受けて翌12日、株価・債券・通貨ペソのトリプル安が進んだ。
アルゼンチン国債はデフォルトの可能性さえ心配されている。
この逆風の中、ハッセンスタブ氏の運用する3ファンド、共同運用する3ファンドで12日のみで18億ドルのロスが出たという。

ハッセンスタブ氏は、世界金融危機で多くの国が停滞にある中、ハンガリー・アイルランド・ナイジェリアなどに巨額投資をした。
投資先の経済が回復するにつれ大きな成功をおさめ、同氏はスター運用者として注目を集めることになった。

Bloombergによれば、同氏は先月、主に米国債について金利スワップを用いて債券ショートを拡大している。
昨年10月には米10年国債利回りが「容易に4%を上回る」と話しており、米金利上昇(=債券価格下落)予想に基づく戦略をとっていたものと見られる。
その後、米10年債利回りは大きく低下しており、ここでも小さからぬ痛手を負っているものと見られる。


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