ポール・クルーグマン:新 悪の枢軸

ポール・クルーグマン教授が新たな「悪の枢軸」を定義している。
「悪の枢軸」とはブッシュ(Jr)大統領(当時)が2002年、北朝鮮・イラン・イラクの3か国を名指しで批判した時の呼称だ。


ブッシュ大統領が名指しで非難した背景は前年の9.11テロだ。
同大統領はこれら3か国をテロ支援国家、ならず者国家として厳しく批判した。

さて、10日のクルーグマン教授のツイートはこうだ。

新たな悪の枢軸:
ロシア、サウジアラビア、そして米国

トランプ政権が地球温暖化への取り組みに逆行し続けていることへの批判である。
確かに米国のパリ協定からの離脱は愚かで破滅的な行動としか言いようがないが、いつもながら、クルーグマン教授の口の悪さは抜群だ。
教授は「悪」という言葉でもインフレを起こしかけているのではと心配だ。
(いや、先例によればインフレは起こらないから大丈夫だろう。)

米国が悪の枢軸・・・
スクウェアに世界情勢を見れる人なら、大昔から感じていたことだろう。
ロシアや中国の諜報活動・工作活動を悪とするなら(実際に悪だ)、その何倍も悪いことを米国はやってきたはずだ。
戦争もまた然り。
米国はアフガンやイランで罪のない人を殺してきた頃から、世界最大の殺人国家だ。
ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領にしても、中東にドローンを飛ばして多くの罪のない人を殺したのだ。

米国が悪の枢軸と書いても、米国人以外の中には《知ってた・・・》とつぶやく人もいるかもしれない。
その上で《ちょっと指摘のポイントが違うんじゃないか》と嘆くはずだ。

日本はかつては立ち回りのうまい国だったが、最近は派閥に取り込まれそうなところがある。
通信機器の政府調達を厳格化するのはいいが、単純に国籍で判断しないようするなどが望まれる。
不必要に枢軸の中に数えられたりしないよう、のらりくらりとやってもらいたいものだ。


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