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グッゲンハイム スコット・マイナード ブルーウェイブでなくても上げる本当のワケ:スコット・マイナード

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、ブルーウェイブ(民主党による大統領・議会総獲り)でなくても市場が力強く上昇する理由を解説している。


予想した通りの展開だ。
ブルーウェイブがないなら(財政)刺激策の可能性は小さくなり、金融政策に依存することになる。
FRBがシステムに流動性を供給すればするほど、対 米国債でのクレジット・スプレッドが圧迫される。
同時に、株価は押し上げられる。

マイナード氏がBloombergで、民主党の予想外の苦戦にも関わらず上昇を続ける市場について解説した。
市場はブルーウェイブを予想して力強く上げてきたのではなかったのか、との疑問に答える内容となっている。
ここから読み取れるのは、マイナード氏が株高の主な理由を財政政策でなく金融政策においているということだろう。

ハイイールドのHYGやLQD(投資適格社債ETF)では、すでにかなり良い上昇、おおきな上昇があったが、まだ有意な上昇が見られるだろう。
ミューチュアル・ファンドや保険会社のような利回り重視の投資家では、魅力的な利回りをとれる機会がどんどん小さくなっているからだ。

米国は最近まで、金利が存在する稀有な先進国市場の1つだった。
その米国でも金利は消滅しつつある。
一方、インカム・ゲインを必要とする投資家は少なくない。
例えば、引退世代であり、その世代に小まめに分配金を支払う機関投資家だ。
こうした人たちからすれば、ある程度の利回りが稼げる、特にフィクストインカムは魅力的に映るだろう。
それがフィクストインカム市場を支える力として働いている。

また、マイナード氏は、5日のFOMC声明文の読み方について解説している。

声明文の1つのメッセージは、議会に向けたものだという。
宙に浮いた財政政策を速やかに前進させるべきとのシグナルだ。
マイナード氏は、もう1つ、市場へのメッセージも込められていると解釈している。

最終的にはFRBが証券買入れを継続できるというシグナルだ。・・・
数か月前、私はFRBの進む道を予想し、事態が本当に悪化するなら、崩壊を防ぐためにFRBは株式ETFの買入れを始めると書いたとおりだ。


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