フィナンシャル・アドバイザーを雇うべきか:FOX

個人的にフィナンシャル・アドバイザーを頼むべきか否か、FOX Business(Motley Fool発)がFAの利点を検討している。
日本ではフィーを払ってFAを雇うという文化はまだ一般的ではないが、米国ではそれほど突飛な話でもない。


日本は《サービスはフリー》の国。
個人が財務的アドバイスに対価を払うことはそう一般的ではない。
金融や税務の役務を受けた時に付随して提供されるような位置づけにされてしまうことが多い。
つまり、財務的アドバイスの対価は、他の役務の対価の中に入り込んでいるわけで、かなり僅少な額なのだろう。
そういう額で提供されるアドバイスとは、どれだけ意味のあるものなのだろう。
また、金融の役務にともなって提供されるアドバイスにはバイアスがかかってはいないだろうか。

米国では有料のFAがはるかに一般的だ。
しかし、それでもフィーに合う働きをしてくれるものか、投資家は疑っている。
そこで、FOX BusinessがFAの効用を5点説明している。


  • 情報の洪水の中から必要・有用な情報を選り分けてくれる。
  • 商品の洪水の中から現実に選択肢となりうる金融商品を絞り込んでくれる。
  • 時間がないための外注。
  • 熟練した能力がないための外注。
  • 自身のバイアスが悪影響を及ぼすのを防ぐ。

時間・能力・精神力がやはり重要なポイントであるようだ。
仮に投資以外でいい稼ぎのある人で、信頼のおける有能なFAが雇えるなら、自分は得意分野で稼ぎ、そのお金でいいFAを雇うというのはいい選択肢だ。
ただし、投資には、そうした合理性だけでは図れない部分がある。
FOXの結論はこうだ。

「もしも、あなたが個人の財務計画を楽しみ、時間があり、自身のバイアスを認識できる心の知能指数を持つなら、多分自分でやればいい。
しかし、他で時間を使いたいか、プロ固有の熟練を求めるなら、(FAを)考える価値があるだろう。」

もっとも、ほとんどの日本人にとってまず必要なのは、投資するだけのお金を貯めることだ。
それまでは、インターネットやいろいろなアプリを使いながら、悪戦苦闘していくのだろう。


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