ピーター・シフ

 

ピーター・シフ:米ドルは長期弱気相場入り

Euro Pacific CapitalのPeter Schiff氏が、声高に得意の弱気予想を語っている。
米ドルは大きな長期的弱気相場に入るのだという。


「昨年2017年の初め、私以外のすべての人がドル高を予想していた。
・・・
結果は、14年ぶりの大幅なドル安だった。」

シフ氏が昨年のドル安を振り返り、主流アナリストの誤りを指摘した。

米ドルの実効為替レート
米ドルの実効為替レート

「このドル安はまだ始まりにすぎない。
大きな長期的なドルの弱気相場が始まったんだ。
ドルは全面的に史上最安値をつけるだろう。」


シフ氏の経営する会社では、米財政破綻・米ドル暴落などに備え、コモディティや外国投資を推奨している。
このドル安シナリオは、シフ氏にとってのライフ・ワークなのだ。

長期的なドル安はコモディティ相場を押し上げることになるとシフ氏はいう。
現在1バレル60ドル台の原油は、年内80-100ドル、ドルの弱気相場が終わる頃には150-200ドルに達するだろうという。
価格上昇は食品、衣類、輸入品すべてに及び、ついにインフレ昂進が開始すると言い切っている。

『これだけ量的緩和をやってもインフレが来ない』とみんな言う。
しかし、量的緩和自体がインフレだったんだ。
結果は消費者物価の大幅な上昇だ。
インフレの創出から消費財にインフレが及ぶまでに長いタイム・ラグがある。
その間には金融市場に寄り道していただけなんだ。


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