ビル・グロス:市場価格は間違っている

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債券王ビル・グロス氏が、資産価格の上昇に危機感を示している。
資産価格はあらゆるカテゴリーで正しくないという。


「(多くの市場で)ボラティリティがとてもとても低い。
だから、低い今ボラティリティを買って、高くなったら売ればいい。
執念深いボラティリティの売り手である私は苦労しているところだ。」

ボラティリティの低下は資産価格の上昇につながる。
ニワトリが先か卵が先かはわからないが、グロス氏は資産価格についてこう語る。

「価格はあらゆるカテゴリーで正しくない。」

この正しくない資産価格の要因を分解すれば、経済成長に左右される実質金利、インフレ、そして各種のリスク・スプレッドである。
グロス氏は1つ目の要因についてこう語った。


商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 「(ハイ・イールド債や株式など)リスク投資の市場では3%の米経済成長率を期待していると推測している。
市場が法人減税や企業収益改善を期待しているのは明らかだ。
3%の成長が実現されないと大きな期待外れになるだろう。」

4月の月例書簡でも書かれているように、グロス氏は3%成長を過大な期待と考えている。

3つ目のリスク・スプレッドについてもグロス氏はタイト化しすぎていると言う。
目下クレジット・スプレッドのショート・ポジションを取っていることを明かした。
すでに相当にタイトになっているスプレッドがさらに縮小する余地は小さく、今後は逆に拡大すると見込んでのポジションだ。

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