投資

ビットコインは本当にすごい投機対象:ジェフリー・ガンドラック
2020年12月4日

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が、ビットコインについて恰好な投機対象だと話している。


今年はビットコインにでさえ強気だった。
1月の「Just Market」ウェブキャストでは、かなり確信のある予想として今年2020年ビットコインが15,000ドルまで行くだろうと語った。
スタートはゆっくりだったが、実現した。

ガンドラック氏がChannel 11で、2020年のリスク・オン相場を振り返った。
同氏は『フォース・ターニング 第四の節目』という本から得た考え方が、先行きを予想するのに役立っているという。

ビットコインがとても興味深いのは、これが本当にすごい投機対象である点だ。
ビットコインの経済における潜在的な使い道などが多く語られ、すべてが素晴らしいとされる。
私は専門家ではないが、ビットコインのボラティリティは極めて大きく、信じられないような投機対象だ。
もしも伝統的でないモノを求めるなら、ポートフォリオの25%の中でビットコインを買うか混ぜればいい。

ガンドラック氏が言及した25%とは、かつて流行ったパーマネント・ポートフォリオという考え方。
25%を現金、25%を金、25%を高格付債券、25%を株式に投資するというもの。
ガンドラック氏は、どの25%かについては明言しなかった。
投機的な性格が強調されていることから想像するしかない。
《デジタル・ゴールド》で売りたい暗号資産村の住人は金の枠を主張するのだろうが、投機的である点から考えれば株式の枠を想定したのかもしれない。

株式市場も債券市場も高値感が強まり、為替市場にはボラティリティが乏しい。
こんな中でビットコインを好む投機家がいるのは理解できる。
仮に投資家であっても、大きな率の上昇の可能性がある暗号資産をポートフォリオに入れたいとの誘惑はあるだろう。
仮に無価値となっても、ボラティリティに対する損失の比は比較的小さい。
いわば、コール・オプションを買っているような割り切りはありうる。
(浜町SCIとしての暗号資産に対するスタンスはこちら。)

暗号資産村は、ガンドラック氏の上記発言に大喜びした。
同氏が暗号資産を支持したといった具合だ。
しかし、実際はもう少し冷静で限定的なスタンスであるようだ。

私はビットコインを疑っているし、ビットコイン教の信者でもないが、憎んでもいない。
私は不可知論者だが、市場やボラティリティ、投機の機会を物色している人にとっては、ビットコインは恰好の対象だろう。


-投資
-, ,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。