投資 企業

バークシャー株よりS&P 500を:ウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ株主総会 第3弾: インデックスとバークシャー株のどちらを奨めるかで、バフェット氏・マンガー氏の意見が割れている。


私は個人的に、市場(インデックス)を保有するよりバークシャー株を保有する方がいい。
バークシャー株保有に満足している。
わが社の事業は市場平均より優れている。

チャーリー・マンガー氏が定時株主総会で、インデックスとバークシャー株のいずれに投資すべきかと質問されて答えた。
質問者は25年来の株主だ。
その株主は、過去15年でみてバークシャー株がアンダーパフォームしている点を不安視していた。
マンガー氏は、このアンダーパフォームを「歴史の偶然」、通常の「変動」と解釈した。

複合的に見て、私は市場よりバークシャーに賭けたい。
これは、私たちが死んでしまうことを前提としている。

マンガー氏は、後継者問題まで織り込んだ上でバークシャー株への自信を示している。

確かにバークシャーの事業はすばらしい。
すばらしい事業を買い集めてできたのだから、ある意味当然だ。
しかし、問題は、そのすばらしさと株価との比較だろう。
これに答を出すのは容易ではない。

一方、バフェット氏がこれまで一貫してインデックス投資を奨めてきたのは有名だ。
パッシブ運用の父ジャック・ボーグル氏を「ヒーロー」と称えたこともある。
一方、バークシャー株を人に奨めたことはない。
むしろ買ってほしくないとさえいう。
自分の死後、妻に残すお金はS&P 500インデックスファンド 90%、米国債10%と決めている。

バフェット氏は、50-60年前から自身・マンガー氏に運用を任せてくれた多くの投資家の存在を話す。
そうした投資家は、バークシャー株を「生涯の貯蓄先」としてくれたという。
しかし、もちろんすべての投資家がそうした人たちであるわけではない。

オッズはバークシャー(有利)だと思う。
私はバークシャーがいいが、平均的な人が銘柄選別をやれるとは思わない。


-投資, 企業
-,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。