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バリューは20年来のチャンスだが・・:ゴールドマン・サックス
2020年9月26日

ゴールドマン・サックスのデービッド・コスティン氏が、景気循環株有利との見方に疑問を呈し、短期・長期に分けて注目すべきファクターを挙げている。


バリュー有利と考える人は、ワクチンが開発されれば・・・経済活動の正常化が加速すると言う。
そうなれば、より景気に連動するセクターの企業や産業がリバウンドし、アウトパフォームすると。
これが景気循環株を保有する背景にあるナラティブだ。
私はそれを否定するか、もっと良いアプローチがあると言いたい。

コスティン氏がBloombergで、景気循環株が有望とする考えに対して異議を唱えている。

この問題は少々ややこしい。
バリュー株は、景気後退後の回復期に有利と言われることがある。
したがって、この時期、景気循環株とややダブル印象がある。
しかし、この2つの定義の違いは明確だ。
バリュー株とはバリュエーション上割安に見えるものを指し、景気循環株は業績の景気サイクルとの連動制が高いものを指す。

バリュエーションの格差はとても大きく、投資するなら景気循環株ではなくバリュー株だ。・・・
過去20年の中でバリューが最も魅力的な時期であるのは疑問の余地がない。

ただし、コスティン氏のこの推奨には投資ホライズンに条件が付いている。
バリュー有利とするのは「短期の戦術上」に限定した話だという。
もう少し長い話をするなら、パンデミックにも関わらず「趨勢的な成長」を遂げうる企業を探すべきという。
コスティン氏は2018-22年の5年間で見て平均で2桁の売上成長が可能と予想される企業が米市場にわずか21社しかないと話す。

つまり、市場へのアプローチには異なる2つのやり方がある: 短期ならバリュー株だが、最終的にはグロース株だ。
今から12か月後を考えるなら、ポートフォリオ・マネージャーが勝者になる方法は、趨勢的成長のストーリーになるだろう。

コスティン氏は、追加的財政政策の成否にかかわらず、年末のS&P 500目標を3,600に据え置くと話した。
24日の同指数の終値は3,246.59。


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