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グッゲンハイム スコット・マイナード バブル前の1999年に似ている:スコット・マイナード
2020年1月17日

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、今年と来年の経済と投資環境を予想している。


今は季節的にも株が強い時期だ。
過去のパターンでは春の終わりまでさらに株は上がる。
私はかなりポジティブだ。

マイナード氏が11日ラジオ番組で、米国株について強気の見通しを述べた。
貿易戦争やイラン危機の懸念がいったん去ったことで市場の安心感が広がり、かなりの上値余地が見込めるという。

マイナード氏は、今や米市場のコンセンサスとなった分析を述べている。

このリスク資産の上昇全体について重要な点の一つは、世界の中央銀行から供給された流動性だ。
特にFRBがさらに米国債を買う方向に動いたことだ。
FRBが米国債を買うと、この資金がどこかに還流することになる。

米国債に投資していた投資家がFRBの米国債買い入れに応じると、他に投資先を探さなければならなくなる。
行き場を探す資金が米リスク資産を押し上げることになる。

マイナード氏は、現在が1999年に似ていると指摘する。
FRBの金融緩和によって「NASDAQがなるべくして1年あまりで100%上昇した」年だ。
マイナード氏はこうした相場を「放物線を描く相場」と称し、功罪を挙げた。

これは儲けるチャンスの大きいエキサイティングな相場になりうる。
しかし同時に危険にもなりうる。
一たびFRBが流動性を引き上げ始めれば、2001-02年のように価格は下落するだろう。

マイナード氏の予想が特に価値を持つのは、この投資家が無理を承知で時系列での予想を提示することだ。
この日も大胆に各段階のタイミングを予想している。

  • 今年前半: とても強い。
    「FRBは(短期)国債の買い入れを続けるだろうから、短期金利は低いままだろう。
    しかし、4-5月までにはそれも大方終わるだろう。
    経済が上方のモメンタムを得て、株式市場も力強さを見せれば、消費者の資産増価により支出が拡大する。」
  • 今年後半: 一休み。
  • 来年にかけて: 「市場の流動性を考えれば、貴金属の妙味が増す。
    例えば銀は、来年にかけて大きく上昇する可能性が高い。」
  • 来年後半まで: 「FRBは再び利上げを迫られることになろう。」
  • 来年後半: 「景気拡大の不確実性が大きくなると・・・価格が振るわないのはハイイールド債や社債になるだろう。」

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