ウォール街

 

バブルはすでに収縮を始めている:GMO

大手投資会社GMOのMartin Tarlie氏は、米国株バブルの収縮がすでに始まっていると主張している。
そのため米国株へのエクスポージャーを極力減らすよう奨めている。


ボラティリティはバブル収縮と合致している。
ただし、第4四半期の平均回帰のスピードの動きは騙しかもしれない。

ターリー氏の論文をBloombergが紹介している。
同氏の主たる主張は、バブルがすでに収縮を始めているというもの。
2018年第4四半期の株価変動の大きさ・長さをバリュエーションの長期平均と比べると、2000年のドットコム・バブル崩壊や1929年のクラッシュと一致しているのだという。
そのため、米国株の保有を極力減らすよう奨めている。

その一方で、第4四半期の動きが騙しであるかもしれないともいう。
ドットコム・バブルの前のように1998年に下落してから再膨張する可能性にも言及している。

ターリー氏によれば、1800年代終わり以降、米市場においてバブルと言えるのはわずか5回しかないのだという。
1910年代終わり、1929年、1980年代初め、1990年代終わり、現在。
市場関係者の多くはバリュエーションが控えめであることもあり、現在をそれほどのバブルとは考えていないように見えるが、想像以上に深刻なのかもしれない。

こうした、ある意味衝撃的、ある意味玉虫色の主張が注目を浴びるのには理由がある。
GMOの「G」はジェレミー・グランサム氏のGだ。
グランサム氏は、実務の世界におけるバブル研究の第一人者として知られている。
同氏は2018年1月、株式の「メルトアップ」(最後のひと上げ)が起こると予想したが、その直後に市場は急落した。
どの後は最後のひと上げの確率はどんどん低下しているとして、米国株へのエクスポージャーを減らすよう奨めていた。


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