投資

バブルの中にもチャンスはある:マーク・モビアス
2021年2月22日

マーク・モビアス氏が、バブルの発生を認めつつ、正しいやり方を用いればまだチャンスはあると説いている。


もちろん市場には無数のバブルが発生している。

モビアス氏がBloombergで、バブルへの警戒感を示した。
バブルの原因・兆候として、大量の流動性やロビンフッド等で新たに参入した投資家の存在を挙げた。
パンデミックが続く中で、小口投資家は外出もできず、スクリーンに向かうしかないのだろうと話している。

私はみんなに言い続けてきた。
空想にふけるのではなく、地に足を着けなさい。
企業を調べ、良好なバランスシートを持つ良好で堅実な企業を見つけることができれば、すばらしい結果になるはずだ。

モビアス氏は、市場に高値感がある時でも、ミクロに見れば投資できる先は見つかるはずと楽観的だ。

ロビンフッド騒動に関する議会公聴会について尋ねられると、モビアス氏は皮肉っぽい言い方で返している。

「わかった主なことは、たくさんの人が情報に基づくのではなく感情に基づいて行動したということ。
そして、企業の数字を見なかった人たちの多くが儲かった。
彼らの多くが、そうしたことを後悔することになるだろう。」

軽率なやり方で成功体験を得た人は後に苦労するはず、と言いたいのだろう。
一方で、モビアス氏は、若い小口投資家の中にも、きちんとデータを見た上で投資を行っている人も多いと言い添えている。
ロビンフッドのようなプラットフォームには、小口投資家に市場参加の機会を与えるという効用もあるとし、操業の継続が望ましいと話した。
最後に、軽率な投資家たちに対する処方箋を語っている。

人々に学ばせる唯一の方法は、いくつかの投資で失敗し、他の人が儲かるという経験を持たせることなんだ。

同様の趣旨のことを最近アスワス・ダモダラン教授も言っていた。
単なる損ではなく、絶対に失ってはいけないお金を失う経験が学びには必要だという。


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