バフェット:保有するIBM株式の3割を売却

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ウォーレン・バフェット氏が、バークシャー・ハザウェイ保有のIBM株式の3割を売却したことを明らかにした。
IBM投資の不調は、昨年手掛け始めたApple投資への不安を掻き立てかねないだけに要注意だ。


「IBM株式について買い始めた6年前と同じ評価はしていない。
全体として6年間が経って評価を下方修正した。」

2011年から手掛けてきたIBM株投資について、バフェット氏はCNBCでこう敗戦の弁を述べた。
売却は主に第1四半期に行われ、一部が第2四半期までかかったという。

「さらに売却する予定はない。
(安くなれば)買い戻す可能性もある。」

嘘ではないだろうが、強がりのようにも聞こえる。
いまだ大量に保有しているのだから、自社の売りをきっかけに市場がオーバーシュートするのは望まないだろう。


バフェット氏のIBM投資が世間を驚かせたのは、IBMがIT銘柄に分類されるものだったからだ。
投資先の商売が理解し尽くせないなら投資しないとの方針を貫いてきたバフェット氏は、総じてIT銘柄への投資を避けていた。
そのバフェット氏が初めて手掛けた本格的な大型IT投資だっただけに、なおさら注目されたのだ。
1年ほど前バークシャーがApple株への投資を始めた時検証したとおり、IBMへの投資は成功とは言い難いものだった。
昨今のトランプ・ラリーは、バフェット氏に絶好の撤退のタイミングを与えてくれたようだ。

オマハの賢人が「評価を下方修正した」と明言した以上、IBM株価には下落要因が働く。
しかし、真の関心事は、IBM投資の不調がAppleにまで及ぶかであろう。

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