バイロン・ウィーン:フリードマンは間違っていた

Share

為替の株への影響は軽微

ブラックストーンでは来年数回の利上げを予想しており、ウィーン氏は中期の金利も上昇すると見ている。
そこで為替への言及となる。


良好な経済、株式市場上昇、FRB引き締めはドル高を意味するが、それは今年のドル安と合っていない。

このドル安がユーロ高に喘ぐECBのテーパリングの妨げとなっている。
ECBが金融緩和を弱めれば、ユーロ金利上昇圧力を通してユーロ高圧力となる。
これがユーロ圏内の輸出産業に不利に働く。
一方、米企業にとってはプラスの面もある。

「米輸出価格は魅力的になり、米企業の海外での収益は(ドル換算で)大きくなる。
短期的にはドルは現状レベルか、対ユーロでドル高となり、ドルが株式市場のパフォーマンスに影響を与えることはないと予想している。」

経済のリスク要因

ウィーン氏はリスク要因も挙げている:

  • 特定のETFから一斉に投資家が逃避する可能性
  • 景気後退期にギリギリの企業が借入を返済できなくなる可能性
  • 中国のシャドー・バンキングに含まれる不良債権
  • 米国の繁栄の偏在
  • 苦戦する中西部
  • 米景気サイクルがピークとなる可能性