バイロン・ウィーン:セリング・クライマックスを迎えつつある

Blackstoneのバイロン・ウィーン氏が、米国株市場について強気の見通しを継続した。
米中の経済は良好であり、今はセリング・クライマックスを迎える過程だという。


「(今年も)暮れが近づいてきた。
でも、私は買い方だ。」

ウィーン氏がCNBCで強気を継続した。
年初の「10のサプライズ」では、年末のS&P 500を3,000と予想していたウィーン氏。
その期限が来ようとしているが、今週末の引けは2,633.08と大きく届かない。
金利上昇を懸念した株式市場は10月から変調を来し、中間選挙後恒例の上昇も始まらない。
しかし、ウィーン氏の強気はくじけない。
悲観は市場の一部にすぎないとして、買いを推奨している。

米経済は依然として3.7%で成長している。
中国は6%を超える成長率で成長しており、多くの刺激策を必要とするものの、実際に実施している。
貿易交渉はいつでも方向を変える可能性があり、すでにかなり柔軟なものであるとの暗示もなされている。
今は、セリング・クライマックスを迎える過程なのだと思う。
株は買いだ。


セリング・クライマックスでの底値を尋ねられると、ウィーン氏は率直にわからないと答えている。
年初の「10のサプライズ」では、S&P 500が2,300まで調整すると予想していた。
そこまではまだだいぶあるが、ウィーン氏はどこまで下がるかは予想できないという。
株価とは下がり始めると予想以上に下がるものだからだ。

「米市場は買えるレンジにある。
底を探っている。
上昇のための出来高が必要なだけだ。」

市場予想においてファンダメンタルズとファクトを優先するウィーン氏だが、現在の市場の悲観に対してはそうした点も押し切られてしまっているようだ。
しかし、テクニカル面での改善が見られれば、再び上昇に向かうはずとウィーン氏は考えている。

市場が弱気の材料としている米中摩擦についても、ウィーン氏は楽観的な見通しを持っている。

「(Huawei CFO逮捕は)明らかに後退だった。
2つの政府機関が別々の行動をとっており、片方がもう片方に連携していれば、違う結果になっていたかもしれない。
しかし、私は乗り越えられると考えている。
・・・
中国、米国の双方が交渉の席に着いて前向きな解決を望めば、通常そうなるものなんだ。」


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