Blackstoneのバイロン・ウィーン氏が、これまでの人生80年で得た教訓を20挙げている。
86歳になっても現役を続ける高名なストラテジストの人柄がよく表れている。
これが、私が人生の最初の80年で学んだ教訓だ。
次の80年もこれを実践し続けることを願っている。
ウィーン氏が自社サイトで過去80年で学んだ教訓を読者と共有している。
ここでは、その20の教訓の要点だけを紹介する。
原典も簡潔であり、興味を持った項目があれば、原典に立ち返って読んでみるとよい。
- 大きなアイデアに集中しろ。常に知的冒険を続けろ。
- ネットワークを育てろ。人付き合い、メディアへの執筆、検討会主催などを積極的に。
- 初めて会った人は友人として扱え。成功者と仮定して付き合い始めれば、人生に役立ってくれるはず。
- いつも読書し、能動的な読書を心がけろ。読書前から仮説を持ち、それが正しかったか否定されたかを確認しろ。
- 十分な睡眠を。60歳までは7時間、70歳までは8時間、その後9時間。
- 進化しろ。燃え尽きるな。キャリア初期には複雑な計算をやれ。後でコンセプトを作り上げろ。
- 多く旅をしろ。
- 初めて人と会う時は、その人が17歳以前にどのような経験をしたか調べろ。
- 私のフィランソロピーについてのアプローチは、喜びを拡げるものというより、痛みを和らげようというものだ。
- 若い頃は成功を自慢したがるが、40代になるとだんだん謙虚で愛すべき人間になり始める。早くそこに到達しろ。
- がんばってくれた部下をねぎらうのを忘れずに。
- 親切にしてくれた人には手書きの礼状を。
- 毎年初、昨年よりよい仕事をするための方法を考え書き出せ。年末に見直せ。
- 困難な道は常に正しい。近道はダメ。
- ライバルより優れようとは思うな。違いを作れ。必ず、自分より優秀なライバルがいるものだ。
- 新たな職に就く時は、金ではなく最も楽しめるものを選べ。ウィーン氏の最良の2回の就職では大きな収入減となったが、その後ウハウハになった。
- 誰にも完璧な職がある。見えていないだけ。人生の目的は幸福であり、正しい職はそれに必須だ。
- 子どもの有無にかかわらず、面倒を見る年下を見つけろ。人を助けるのはすばらしく、学ぶことも多い。
- 毎年、やったことがなくやりたいとも思わなかったことを何かやってみろ。自己発見になる。
- 「永遠に引退するな。永遠に働けば、永遠に生きられる。」
40年前に教えてほしかった・・・