投資 政治

バイデン勝利は市場にプラス:バイロン・ウィーン

ブラックストーンのバイロン・ウィーン氏が、コロナ・ショックからの経済回復について厳しい見通しを示す一方、大統領選でバイデン氏が勝てば市場が上昇する可能性があると話している。


「失業率は過去より高い水準が続くだろう。
ウィルスの脅威で廃業した企業の多くが再開しないだろう。
米国で少なくとも10-15百万人の人が失業し、その仕事は戻ってこないだろう。
新たな起業が起こり、失業した人たちを雇用するまで待たねばならないだろう。」

ウィーン氏がCNBCで、今後の経済回復過程の厳しさについてコメントしている。
同氏は今回の回復がルート型になると予想する。
当初はV字で急回復、今もまだ急回復の局面だとし、このペースが来年までに鈍化するという。
ウィーン氏は、2022年までにある程度正常な状況に戻るのではと希望的観測を述べた。

ウィーン氏は経済回復について厳しい見通しを語ったが、それが弱気相場を意味するとは限らない。
同氏は、9月初めに市場が調整を始めた時、弱気な見方を退け、「力強い回復相場」における「調整」にすぎないと話している。
その見方はは大統領選挙が近づいて変わったのだろうか。
ウィーン氏は現時点で、バイデン勝利を予想している。

バイデン勝利の結果で市場はおそらく上がるだろう。
大方の考えは、トランプの方がバイデンより企業にとって好ましいというものだろうが、そうはならないかもしれない。

ウィーン氏は、バイデン氏勝利なら株価が下がるという予想に異を唱えている。
コロナ・ショック下でのバイデン氏の政策の優先順位を慮れば、市場にとって悪い材料を当面の間さほど心配する必要がないと思われるからだ。
換言すれば、当面は悪い材料を実現できるような状況にない。

バイデンにとって優先順位の高い2つのことは、ウィルスを制御することと雇用創出だ。
増税ほかの、市場にとって望ましくないことは、2つの目標より優先順位が低い。
もし初めにこの2つの目標が達成されるなら、それは市場にプラスだ。
また、経済回復はかなり強く・・・経済はまだ半分戻ったに過ぎない。


-投資, 政治
-,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。