投資

ハリネズミを抱きしめろ:マーク・モビアス

新興国市場投資の大ベテラン マーク・モビアス氏が、新興国市場の狙い目と金投資について語っている。


現在、私たちはこれらすべての市場を物色している。
いくつかの市場では本当に大きく下げ、信じられないほどのチャンスや安売りが見受けられるからだ。
・・・
でも、もちろん今は、ハリネズミを抱きしめるようなタイミングだ。

モビアス氏がBloombergで、オヤジギャグを交えながら新興国市場での強い投資意欲を表明した。

モビアス氏は具体的な物色対象として、原油安から好影響を受ける国、内需関連銘柄を挙げている。

  • インド: 様々なことが起こっている。石油輸入国。
  • トルコ: 石油輸入国。バーゲンが見られる。消費関連、リラ安の影響を受けにくい企業。
  • インドネシア: 石油輸入国、消費関連株にチャンスが多い。

モビアス氏はこうしたセクターから銘柄を物色していると話すが、単純に買っているわけではない。
売りと買いの両方を行い、ポートフォリオの銘柄入れ替えを行っていると話している。

つまり、何かの理由であまり好ましくない株式を売り、ファンダメンタルズでもっと確信を持てる株式を買っている。
売りと買いどちらかといえば、売りよりは買っている。

モビアス氏は、新興国市場に投資する上で注意すべき課題も紹介している。
特に今のように市場が弱い時に問題が大きくなるが、市場の流動性が乏しい点だ。

「それと共生していかないといけない。
入る時はゆっくりと、出たいときもゆっくりとやることだ。」

金について尋ねられると、これまでの1年と同様、金に強気の見通しを示した。
すでに欲しい金額を保有しているというが、調整が入れば買い増しすると話している。
大きな利益を出しているはずだが、売るつもりは全くないようだ。

モビアス氏は、金には上昇すると予想すべき多くの理由があるという:

  • マネー・サプライの急増
  • 金利のさらなる低下、口座維持手数料

モビアス氏は現状「金を愛している」と言ってはばからない。

足元の金の状況は、この恐怖、危機によってみんな現金に換えておきたかったということだろう。
だから、金を含むすべてが売られた。
でも、金のトレンドは継続すると考える多くの理由がある。


-投資
-, , ,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。