デニス・ガートマン:老いゆく日本は魅惑的

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日本人投資家には複雑な思いが走るかもしれない。
コモディティ王デニス・ガートマン氏がCNBCで、ロボット化に着目して日本買いを推奨しているのだ。


「日本の人口動態はおぞましいほどに悪い。」

ガートマン氏の皮肉な日本押しはこうして始まった。
日本の人口動態はますます悪化せざるを得ない。
それでも、ガートマン氏は日本に魅惑されたのだという。

「米国は雇用を国内に戻そうとしている。
日本は人口動態がどんどん悪化していく中で、すべてをロボット化、コンピュータ化するしかない。
その過程で、ロボットは休暇も土日も傷病休暇も通院も必要としない。
日本のPERは拡大するだろう。」


日本株はリターンが大きく、ダウンサイド・リスクの小さい投資だとし、PERは現状の22倍から25-27倍まで拡大しうるという。
政府のバランスシートは劣悪だが、日本企業のバランスシートは十分改善しているとも話した。

ガートマン氏は勇気あるストラテジストだ。
極めて短い間に、本来予想できるはずのない市場の先行きを予想してみせる。
そのガートマン氏が、昨年から不運につきまとわれている。
予想する度に裏目に出るのだ。
今回の日本買いは果たして当たるだろうか。
《ロボット化だから日本買い》というロジックに新鮮味はあるだろうか。

「みんな口には出さないが、日本は絶対移民を受け入れないよ。」

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